【無料エロ動画】うちの妻にかぎって…僕の妻は他の男にカラダを許した19【アダルトAV】

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「ああ見えて実は一途な所が、結婚の決め手だったんだよ」。

学生時代の友人たちと、地元の安い居酒屋で久々に飲んでいた時のことだった。ジョッキを傾けながら、各々の近況を語り合っていた流れで、ふと俺の妻の話になった。

「お前の嫁さん、美人でスタイルも良いし、派手だからさ、男がたくさん寄ってきそうだよな」

そう言われて、思わずムッとしてしまった。いや、彼らの言うことも分からないわけじゃない。妻の沙織は確かに、街を歩けば誰もが振り返るような美人だ。それに、元々アパレル系のショップ店員をやっていたこともあって、ファッションセンスも抜群で、どこか華やかな雰囲気がある。しかし、俺の知っている沙織は、そんな見た目とは裏腹に、驚くほど真面目で、面倒見が良い性格なのだ。誰かのために何かをしてあげるのが好きで、その分、自分自身のプライベートは律儀に守るタイプ。沙織が沙織である限り、浮気なんてするか、いや、そもそもそんなことを考えるような人間ではないと、心の底から信じている。だからこそ、そんな風に軽々しく言われると、少しばかりかばいたくなる衝動に駆られるのだ。

「いやいや、沙織はそんなんじゃないから。俺は沙織のそういう一途な所が好きで結婚したんだよ」

そう答えたものの、自分でも少し熱が入りすぎていたかもしれない。友人の顔ぶれは、学生時代からずっと変わらない、気心の知れた連中だ。彼らは俺の本心を知っていて、冗談交じりに揶揄しているだけなのは分かっている。でも、それでも、沙織のことで茶化されるのは、なぜか少しだけ引っかかるのだ。

「ほう？一途ねぇ。でもさ、昔の男とかとも繋がってたりしないの？だってアパレル系って、なんか派手なイメージもあるし、交友関係広そうじゃん？」

一人の友人が、ニヤニヤしながらそう付け加えた。その言葉を聞いた瞬間、俺の胸の中に、今まで意識しなかった小さな棘がチクリと刺さった。

確かに、沙織は元々アパレル関係の仕事に就いていた。華やかな世界で、多くの人と接する機会も多かったのだろう。実際、沙織は男女問わず誰とでもすぐに打ち解けるのが得意で、交友関係が広いのは間違いない。そして、今も「Facebook」を頻繁に更新している。仕事柄、SNSでの情報発信が当たり前だったということもあるだろうし、友人たちとの交流もSNSを通して行っている側面もあるのだろう。

「Facebook…か。たまに見てるけど、別に怪しい投稿とかないし…」

俺は曖昧に答えた。本当は、沙織のFacebookを覗いた時に、ふと目に入った過去の投稿に、ほんの少しだけ心がざわついたことがあったのだ。それは、今から数年前に遡る。沙織がまだアパレル店員として働いていた頃、イベントで撮ったらしき写真の中に、沙織と肩を組んでいる男性が写っていた。誰だか分からないその男性は、笑顔の沙織を隣に、親しげな様子で写っていた。その写真を見た時、俺はなんとも言えない複雑な気持ちになったのを覚えている。もちろん、それは単なる友人との写真だったのだろう。沙織は誰にでも親切だし、人を惹きつける魅力がある。ただ、その写真を見た時の、胸の奥がキュッと締め付けられるような感覚を、俺は忘れられずにいた。

「いやいや、それが気になるんだって。最近の女って、昔の男友達とか普通に連絡取り合ってるんでしょ？俺らの時代とは違うっていうかさ」

別の友人が畳み掛けるように言う。彼もまた、結婚していて、同じように奥さんがいる。でも、彼の奥さんは、俺の沙織とは違って、どちらかというと落ち着いた雰囲気の女性だ。だから、彼の「最近の女」という言葉には、どこか他人事のような響きがあった。

俺は、自分がおかしいのかもしれないと思い始めた。沙織は俺を裏切るような人間ではない。それだけは、確信している。だからこそ、この漠然とした不安は、どこから来るのだろうか。

家に帰ってからも、その友人の言葉が頭から離れなかった。ソファでくつろぐ沙織を見ながら、俺は少しだけ、胸の内に潜む小さな疑念を打ち明けてみようか、と迷った。でも、結局口を開くことができなかった。こんな些細なことで、沙織を傷つけたくなかった。それに、俺自身が沙織を信じていないかのような、そんな空気を作ってしまうのが嫌だったのだ。

翌朝、いつものように支度をしている沙織の背中に、俺は問いかけた。

「ねえ、沙織。最近、昔の友達と連絡取ったりしてる？」

沙織は振り向きもせず、鏡の前でリップを塗りながら答えた。

「ん？まあ、たまにね。Facebookで近況見たりとか。どうしたの、急に？」

その何気ない返事に、俺の胸の奥で、あの小さな棘がさらに奥へと進んでいくような気がした。

「いや、別に。ただ、友達に沙織のこと話したら、なんか色々言われたからさ」

俺はごまかすように言った。沙織は一瞬だけ、鏡越しに俺の顔を見た。その視線が、少しだけ鋭くなったような気がした。

「ふーん。どんなこと？」

「いや、あの、沙織が派手だから、男がたくさん寄ってきそうだとか、昔の男と繋がってたりしないのかとか…」

言葉が喉に詰まった。そんなことを言われた沙織の顔は、すぐに変わった。少し眉をひそめ、口元がわずかに引き締まる。

「へえ、友達にそんなこと言われたんだ。で、あなたはそれを鵜呑みにして、私を疑ってるの？」

沙織の声が、少しだけ冷たくなったように聞こえた。まずい、と思った。俺はただ、友人の言葉に少し引っかかっただけなのに、まるで沙織を責めているみたいに聞こえてしまった。

「いや、違うんだ。俺は沙織のこと、全然疑ってないから！沙織は一途だし、俺だけだって分かってる。ただ、友達の言葉に、つい…」

俺は慌てて弁解した。沙織はため息をつき、鏡から顔をそらした。

「友達に何を言われたか知らないけど、私はあなたの嫁だし、これからもあなただけだよ。そんなことで不安になるなら、もう少し私を信じてほしいな」

そう言って、沙織は部屋を出て行った。残された俺は、ただ立ち尽くすしかなかった。俺は、沙織を信じていないわけじゃない。ただ、彼女の広すぎる交友関係と、SNSという見えない部分への不安が、俺の中に芽生えてしまっていたのだ。あの日の居酒屋での友人たちの言葉が、俺の心の奥底に眠っていた、小さな種を、静かに、しかし確実に、大きく育ててしまっていた。沙織の「一途さ」を結婚の決め手にしたはずなのに、今、俺は自分自身が抱える小さな疑念と向き合わなければならない状況に立たされていた。それは、もしかしたら、沙織が思っている以上に、俺にとって大きな問題なのかもしれなかった。