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朝焼けの薄明かりが陸上部のグラウンドを照らしていた。そらはトラックを軽快に駆け抜けながら、頭の中で大会出場の可能性について考えていた。昨年の大会では惜しくも決勝進出を逃しており、今年は雪辱を果たしたいと強く願っていた。

練習を終えたそらは、顧問の指導を受けた。
「そら、今年の大会は激戦になりそうだ。当落線上ギリギリだな」
そらの心は複雑だった。落選は避けたいが、当落線上という微妙な位置にいた。

そこでそらは、大会出場の可能性を高めるために、集中強化合宿への参加を申し込んだ。合宿先は都心から離れた山奥の施設だった。そらが合宿地に到着すると、そこにはそらと顧問の二人しかいなかった。他の部員は怪我や用事などで参加できなかったのだ。

合宿初日、そらは顧問から過酷なトレーニングメニューを課せられた。その中には、空気椅子で長時間保持させられるメニューもあった。顧問はそらのトレーニングに付きっきりだった。

空気椅子の最中、顧問はそらのカラダをいやらしい手つきでさわり始めた。最初はそらは抵抗していたが、顧問の空気椅子を耐えさせるためと称する言葉に惑わされてしまった。やがて顧問はそらの膣口に亀頭先を押し当て、腰を落とすまいと必死にガマンするそらに、ゆっくりと肉棒を挿入し始めた。

必死に抵抗したが、顧問の強引さに抗う力はない。1センチ、2センチと徐々に肉棒が挿入されていく。そらは体力の限界を感じながらも、恥辱と屈辱に耐えていた。

顧問はそらの苦しみを楽しむかのように、ゆっくりと腰を上下に動かした。そらは必死に歯を食いしばり、涙を流すのを堪えていた。

やがて顧問はそらを解放し、そらにこう告げた。
「これが大会出場の条件だ。これを乗り越えれば、大会で活躍できるようになる」

そらは顧問の言葉を信じることができなかった。しかし、大会に出場するためにはこの屈辱に耐えるしかなかった。

数週間後、大会当日を迎えた。そらは顧問の言葉を胸にトラックに立った。顧問の言う通り、今回の大会は激戦だった。しかし、そらは予選を突破し、決勝に進出した。

決勝では、そらは過去の自分を打ち破るかのように全力で走った。そして、なんと優勝を飾ったのだ。

大会後、そらは顧問に優勝の報告をした。顧問はそらの功績を認め、他の部員たちにもそらを称賛させた。しかし、そらは心の中で、あの合宿での屈辱を忘れることができなかった。

それ以来、そらは陸上を続ける傍ら、顧問の性的暴行について周囲に訴えかけた。しかし、証拠がなく、顧問は一切の罪を否定した。

それでも、そらは諦めなかった。彼女は自分の体験を語り、他の同様の被害者を救いたいと願っている。