【無料エロ動画】本気になるおばさん。12【アダルトAV】

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## 蜜月（みつげつ）の香（かお）り

東京の摩天楼が夕焼けに染まる頃、大手生命保険会社のオフィスは、昼間の喧騒が嘘のように静まり返っていた。ただ、隅のフロアの一角だけは、まだ微かな熱気を帯びている。そこは、新進気鋭の若手営業マン、五十嵐健太（28歳）のデスクだ。

健太は、まだ若さゆえの情熱と、人を惹きつける天性の明るさで、入社以来、目覚ましい成績を上げていた。しかし、彼の内面には、同世代の女性にはない、深みと包容力を持つ年上女性への、密やかな憧れがあった。

その日、健太は大きな契約のキャンセルに打ちひしがれていた。長らく温めてきた大型契約が、顧客の個人的な事情で白紙に戻ってしまったのだ。頭の中を巡るのは、顧客への説明、失った信頼、そして何よりも、自分の力不足への無力感だった。

「あー…どうしてこうなるんだ…」

デスクに突っ伏し、天井を見つめる健太の耳に、静かな足音が近づいてくる。

「五十嵐さん、まだ残っていたの？」

振り返ると、そこにいたのは、会社で最も経験豊富な先輩セールスレディ、真田陽子（55歳）だった。白髪交じりの艶やかな髪は丁寧にまとめられ、落ち着いたスーツからは、洗練された大人の女性の雰囲気が漂っている。陽子は、長年の経験に裏打ちされた営業手腕はもちろん、その温かい人柄で、社内外から慕われていた。

「真田さん…」

健太は、気力を振り絞るように顔を上げた。

「大丈夫？顔色が良くないけど」

陽子は、健太のデスクの椅子を引いて、そっと腰を下ろした。その仕草ひとつひとつに、気遣いが滲んでいる。

「実は、大きな契約がキャンセルになってしまって…」

健太は、途切れ途切れに状況を説明した。陽子は、黙って健太の話を聞き、時折、優しく頷いた。

「そう、それは辛かったわね。でも、五十嵐さんが一生懸命頑張ったのは、みんな分かっているわよ」

陽子の言葉は、乾いた大地に染み込む水のように、健太の心に優しく響いた。

「でも、僕の力不足で…」

「いいのよ。営業の世界では、そういうこともある。大切なのは、そこから何を学ぶかよ。それに、五十嵐さんなら、きっと次につなげられるわ」

陽子は、健太の肩にそっと手を置いた。その温かい感触に、健太は胸の奥がじんわりと熱くなるのを感じた。

「真田さんは、いつも僕のこと、褒めてくれますね」

「だって、事実なんだもの。五十嵐さんの、あの熱意と誠実さは、誰にも真似できないわ」

陽子は、そう言うと、健太の顔を覗き込んだ。その澄んだ瞳に、健太は吸い込まれそうになる。

「ふふ、でも、僕、真田さんみたいな年上の方には、なんだか甘えたくなっちゃうんですよね」

健太は、照れくさそうに笑いながら言った。陽子は、その言葉に、ふっと微笑んだ。

「あら、そう？嬉しいわ」

その微笑みに、健太の心に抑えきれない衝動が湧き上がった。普段の理性を、陽子の温かさと、彼女の持つ成熟した魅力が、静かに溶かしていく。

「あの…もし、ご迷惑じゃなければ…」

健太は、意を決して、陽子の手を取った。

「…ふふ、迷惑なんかじゃないわよ」

陽子は、健太の手を握り返した。その手は、健太の想像以上に柔らかく、温かい。

その夜、健太は、陽子のマンションで、彼女の淹れてくれた温かいハーブティーを飲みながら、心ゆくまで語り合った。 cancelになった契約のこと、仕事への不安、そして、彼女への秘めた想い。陽子は、ただ静かに耳を傾け、健太の言葉に相槌を打った。

「真田さんの前だと、なんだか素直になれるんです。いつも、包み込んでくれるような優しさがあって…」

「そう？でも、五十嵐さんだって、私をたくさん甘やかしてくれるじゃない」

陽子は、そう言って、健太の頬を優しく撫でた。その指先が触れるたび、健太は、新しい世界が開かれるような感覚に陥った。

「僕、真田さんのこと、ずっと綺麗だって思ってました。なんていうか、大人の女性の魅力っていうか…」

健太は、勇気を出して、心の奥底にあった言葉を口にした。陽子は、少し驚いたような顔をしたが、すぐに、嬉しそうに微笑んだ。

「ありがとう。でも、もう若くないのよ、私なんて」

「そんなことないです！真田さんは、いつも輝いてます。僕、真田さんみたいになりたいって思うんです。いや、真田さんをもっと知りたいって言うか…」

健太の言葉は、次第に熱を帯びていった。陽子は、健太の熱い視線を受け止め、静かに頷いた。

「五十嵐さん、あなた、本当に素直ね。そういうところ、嫌いじゃないわ」

その夜、健太は、陽子の腕の中で、今まで知らなかった甘美な世界に溺れていった。年上女性が持つ、包容力、知性、そして、人生の深み。それら全てが、健太の心を鷲掴みにした。陽子もまた、健太の純粋さと、内に秘めた情熱に、久しく忘れていたときめきを感じていた。

＊＊＊

数週間後、健太は、またしても、ある女性の助けを借りることになった。今回は、得意先の重役との飲み会で、泥酔してしまい、記憶が曖昧な状態だった。

「…ん…どこ…？」

健太が意識を取り戻したのは、見慣れない寝室だった。ぼんやりとした頭で周囲を見回すと、そこは、落ち着いた雰囲気の、清潔な部屋だった。そして、隣には、見覚えのある顔が、静かに眠っていた。

「本田さん…？」

健太の脳裏に、昨夜の記憶が断片的に蘇る。得意先の社長に勧められるまま、お酒を飲み続け、最終的には、接待の場を離れてしまったこと。そして、助けてくれたのは、営業部でもベテランのセールスレディ、本田明子（52歳）だった。

明子は、陽子とはまた違う、知的でクールな雰囲気を纏っていた。いつもは、仕事に厳しく、無駄を省いた効率的な働きぶりで、健太とはあまり接点がなかった。しかし、昨夜は、そんな彼女が、酔い潰れた健太を、自宅まで送り届けてくれたのだ。

「…どうして、僕がここに…」

健太が、そっと身を起こすと、明子がゆっくりと目を開けた。

「あら、目が覚めたのね。顔色、随分良くなったわ」

明子の声は、相変わらず落ち着いていたが、その表情には、微かな安堵が浮かんでいた。

「本田さん…昨夜は、本当にありがとうございました。記憶がなくて、すみません」

健太は、深々と頭を下げた。

「いいのよ。泥酔していたんだから。それに、得意先の重役との接待だったのでしょう？無理もないわ」

明子は、そう言うと、健太のために、温かいコーヒーを淹れてくれた。

「でも、本田さんにまで、迷惑をかけてしまって…」

「迷惑だなんて、思ってないわよ。むしろ、五十嵐さんみたいな若い人が、一生懸命頑張っている姿を見るのは、私にとっても刺激になるの」

明子は、コーヒーを一口飲むと、健太に向き直った。

「それに、あなた、昨夜、酔っ払う前に、とても熱心に話していたわよ。仕事のこと、将来のこと…」

「えっ…そんなこと、話しましたっけ？」

健太は、顔を赤らめた。酔っていたとはいえ、自分の弱音や、野心を、明子に聞かれていたと思うと、恥ずかしくなった。

「ええ。とても、真剣な顔をしていたわ。でも、少し、疲れているみたいだった」

明子の言葉は、健太の心に、静かに染み込んだ。陽子とは違う、クールな中にも、鋭い洞察力と、温かい眼差しを感じた。

「最近、少し、自分を見失っていたのかもしれません」

健太は、正直な気持ちを口にした。

「そうね。でも、五十嵐さんなら、きっと大丈夫よ。あなたは、まだ若いし、何よりも、向上心がある」

明子は、健太の目をじっと見つめた。その瞳には、揺るぎない信頼と、応援する気持ちが宿っていた。

「でも、たまには、息抜きも必要よ。お酒に溺れるのは良くないけど、たまに、こうして、誰かに頼ってしまうのも、悪いことじゃない」

明子は、そう言って、健太の頬を、優しく撫でた。その指先は、陽子とはまた違う、少しクールで、しかし、確かな温かさを帯びていた。

「本田さんも、お綺麗ですね」

健太は、ふと、口にした。昨夜、酔った勢いで、陽子に言った言葉と同じ言葉だった。しかし、今回は、より冷静で、明子の持つ、成熟した女性の魅力を、素直に感じ取っていた。

「あら、ありがとう。でも、もう、五十嵐さんのような若い男性に、ときめくような歳でもないわよ」

明子は、そう言って、少し照れたように微笑んだ。しかし、その微笑みには、健太の言葉への、静かな喜びが滲んでいた。

「でも、本田さんのような、落ち着いた、知的な女性には、憧れます。陽子さんとは、また違う魅力があって…」

健太は、昨夜の経験も踏まえ、より具体的に、明子の魅力を語った。明子は、健太の率直な言葉に、少し驚きながらも、静かに耳を傾けた。

「五十嵐さん、あなたは、人の良いところを見つけるのが、上手いのね」

「いや、本田さんの場合は、見つけなくても、自然と伝わってくるんです。なんていうか、大人の余裕と、包容力っていうか…」

健太の言葉は、次第に熱を帯びていった。明子は、健太の熱い視線を受け止め、静かに頷いた。

「そう？でも、私なんて、もう、五十嵐さんのような若い男性に、相手にされるような存在じゃないわよ」

「そんなことないです！本田さん、本当に綺麗です。僕、本田さんのこと、もっと知りたいって言うか…」

健太の言葉は、酔っていた時よりも、ずっと真摯に響いていた。明子は、健太の熱い視線を受け止め、静かに頷いた。

その朝、健太は、明子の部屋で、彼女が淹れてくれた温かいコーヒーを飲みながら、昨夜のことを反芻していた。酔って記憶をなくしたことへの反省と同時に、明子という、知的な年上女性との、新しい出会いへの期待が、胸の中に生まれていた。

健太は、陽子と明子、二人の年上女性との出会いを通じて、人生の深み、そして、多様な魅力を持つ女性への、更なる憧れを抱くようになっていた。それは、彼にとって、仕事だけでなく、人生そのものを豊かにする、蜜月（みつげつ）の始まりだった。