【無料エロ動画】百美花（55歳）夫の寝ている横で友人の旦那に…【アダルトAV】

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## 潮騒の誘惑

五十五歳にして、百美花は人生最大の失態を演じてしまった。それは、友人夫婦との親睦旅行という、本来なら穏やかなはずの旅の最中の出来事だった。事の発端は、夫である健一の無分別なまでの酒量にあった。

「いやー、今日は飲んだ飲んだ！」

健一は、夕食の席で普段の倍はあろうかという勢いで日本酒を呷っていた。故郷の港町にやってきた開放感からか、あるいは久しぶりの旅行に浮かれていたのか、その呂律はすでに怪しいものだった。百美花は、その様子を苦々しく見守っていた。健一とは結婚して三十年。彼の楽天的な性格は、若い頃は魅力だったが、年を重ねるにつれ、時として百美花を呆れさせていた。

「もう、あなた、そんなに飲んだら明日起きられないわよ」

百美花がたしなめても、健一は「大丈夫、大丈夫！」と手を振り、さらに杯を傾ける。隣に座っていた友人の夫、五十嵐もまた、健一に負けず劣らず陽気な男だった。

「百美花さん、旦那さん、今日はご機嫌だね！ そうそう、この辺りのお酒は本当に美味しいんだよ。もっと飲んで、この景色を堪能しなきゃ損だよ！」

五十嵐は、百美花にも酒を勧めてきた。百美花は普段、そこまで酒豪というわけではなかったが、旅の雰囲気に流され、そして何よりも健一の酔っ払った姿から少しでも気を紛らわせたくて、勧められるままに杯を重ねた。

「あら、百美花さん、結構いける口なのね！」

五十嵐の言葉に、百美花は苦笑いを返す。そうこうしているうちに、健一は完全に出来上がってしまった。

「もう、限界だ…」

健一は、千鳥足で部屋に戻ると、バタンとベッドに倒れ込んだ。百美花は、ため息をつきながら、健一の着替えを済ませ、部屋の明かりを消した。窓の外からは、夜の海鳴りが微かに聞こえてくる。

「まったく…」

百美花は、寝息を立て始めた健一の横に横たわった。しかし、なかなか寝付けない。先ほどの健一の羽目っぷりに、そして五十嵐のしつこさに、ややうんざりしていたのだ。

その時、不意にドアがノックされた。

「百美花さん、大丈夫？」

それは、五十嵐の声だった。

「え、ええ、大丈夫ですけど…」

百美花は、寝間着姿のまま、少し戸惑いながら応えた。健一は、もうすっかり眠りに落ちている。

「いや、健一さんがぐっすりみたいだから、ちょっと様子を見にね。この辺り、夜は冷えるだろうと思って、毛布を…」

五十嵐は、そう言いながら、ドアを開けて部屋に入ってきた。手には、たたまれた毛布が抱えられている。

「あら、そんな…お気遣いなく」

百美花は、思わず言葉を強張らせた。五十嵐は、健一の寝顔をちらりと見て、そして百美花に視線を移した。その目は、先ほどの陽気なそれとは違う、どこか熱を帯びているように見えた。

「いやいや、遠慮しないで。それに、百美花さんも、さっき結構飲んでたでしょ？ 大丈夫？」

五十嵐は、百美花に近づいてきた。その距離感に、百美花は居心地の悪さを感じた。

「はい、大丈夫です。もう寝ますので」

百美花は、健一の方へ体を向け、寝る姿勢をとった。しかし、五十嵐は、百美花の後ろに立ち、その肩に手を置いた。

「百美花さん、今日、綺麗だったよ」

その言葉は、夜の静寂に溶け込むように、百美花の耳に届いた。百美花は、息を呑んだ。健一の肩越しに、五十嵐の顔がこちらを覗き込んでいるのが、暗闇の中でぼんやりと見えた。

「五十嵐さん…」

百美花は、かすれた声で彼の名前を呼んだ。彼女は、健一の企みにまんまと騙されていたのだ。これは、単なる親睦旅行ではなかった。五十嵐は、この機会を狙っていたのだ。

「…百美花さん」

五十嵐の指が、百美花の首筋に触れた。ひやりとした感触が、彼女の肌を走る。

「…やめてください」

百美花は、必死に抵抗しようとした。しかし、酒のせいか、それとも五十嵐の迫る圧力のせいか、体は思うように動かない。健一は、すぐ隣でぐっすりと眠っている。その無防備な姿が、百美花をさらに追い詰めた。

「大丈夫だよ、百美花さん。誰も見てない」

五十嵐の吐息が、百美花の耳元にかかる。その言葉は、誘惑であり、同時に恐怖でもあった。百美花は、健一が意図的に自分と五十嵐を二人きりにしたのではないかと、突如として疑い始めた。健一は、彼女の体調を気遣うふりをして、この状況を作り出したのではないか。

「…ん…」

百美花は、声にならない声を漏らした。五十嵐の手が、徐々に彼女の着物を撫でていく。その触れ方は、先ほどの気遣いとは全く異なり、欲望に満ちていた。

「百美花さん、綺麗だよ…」

五十嵐は、繰り返した。百美花は、目を閉じた。抵抗する力も、もはや残っていなかった。彼女の体は、熱を帯び始め、指先が痺れてくる。

「…あ…」

彼女の声が、だんだんと喘ぎ声へと変わっていく。健一の寝息だけが、部屋に響いている。潮騒が、その不穏な雰囲気をさらに煽るように、低く唸っていた。

百美花は、過去の記憶を辿った。健一との結婚生活は、決して波風の立たないものではなかった。しかし、五十嵐のような男が、彼女の心を揺さぶるような出来事は、一度もなかった。五十嵐の迫りくる熱に、百美花は、自分の中に眠っていた、もう一人の自分を目覚めさせてしまったかのような感覚に陥っていた。

「…もう、ダメ…」

百美花は、弱々しい声で呟いた。五十嵐は、その言葉を肯定と受け取ったのか、さらに大胆になっていく。

「百美花さん…」

五十嵐の声には、満足と歓喜が滲んでいた。百美花は、ただ、身を任せるしかなかった。五十五歳。人生の黄昏時だと思っていた彼女の心は、今、予期せぬ情熱に掻き乱されていた。潮騒は、まるで二人の秘密を包み込むかのように、夜の海を叩き続けていた。