【無料エロ動画】顔面ラクガキ☆11【アダルトAV】

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カメラの赤いランプが点灯した。その光が、玉響桃乃（たまゆら ももの）の不安げな表情を赤く染めた。彼女は、普段は華やかなアイドル衣装を身につけ、ステージ上で輝きを放つ少女だ。しかし、今は、白い背景の前に置かれた椅子に、小さく身を縮めていた。手には、薄汚れた白い布切れが握られている。

今日の撮影テーマは、「顔面ラクガキシリーズ」。そして、今回の犠牲者、もとい、モデルは桃乃だった。

「桃乃ちゃん、準備はいいかな？」

プロデューサーの足立（あだち）の声は、どこか冷たかった。桃乃は、小さく首を横に振った。彼女の瞳には、恐怖と嫌悪が混じり合った感情が渦巻いていた。

この企画は、足立の突拍子もない発想から生まれたものだった。人気アイドルの顔を、様々なメイクで変貌させるという、一見奇抜な企画だが、一部の熱狂的なファンからは意外なほど好評を得ていた。しかし、桃乃は、この企画を心底嫌っていた。

彼女の美しさ、そしてアイドルとしての彼女のアイデンティティは、完璧なメイクと衣装によって支えられていた。その美しさを、あえて醜く歪ませるこの企画は、彼女にとって耐え難い苦行だった。

足立は、黒いドーランを手に取った。それは、まるで、桃乃の魂を汚す墨汁のように見えた。

「さあ、始めましょう」

足立の言葉とともに、桃乃の顔に、黒いドーランが触れた。最初はほんの少し、小さな点のように。しかし、足立の指は、容赦なく、桃乃の顔全体にドーランを塗り広げていった。

桃乃は、声を押し殺して、悲鳴を上げた。

「嫌だ…嫌だよ…」

彼女の言葉は、足立には届かない。あるいは、届いても無視されている。足立の眼には、桃乃の苦悩ではなく、完成された「作品」しか映っていないように見えた。

ドーランは、桃乃の白い肌をゆっくりと、確実に黒く染めていった。最初は、少しだけ黒ずんだ頬、そして黒い点のように広がるドーラン。徐々にその面積は広がり、桃乃の可愛らしい顔は、漆黒の闇に包まれていった。

カメラのレンズは、桃乃の顔のアップを捉える。繊細な眉、澄んだ瞳、そしてふっくらとした唇。それらが、黒く塗りつぶされていく様子は、まるで、生きた絵画のように残酷で、美しい。

「もっと黒く！」

足立の声は、冷酷で、桃乃の抵抗を粉砕する力を持っていた。桃乃は、涙を堪えながら、ただ黙って、足立の指示に従うしかなかった。

ドーランは、桃乃の顔を完全に覆い隠した。まるで、彼女の存在自体を消し去るかのように。彼女の表情は、もはや読み取ることができない。真っ黒な顔面は、無表情で、虚ろだった。

しかし、その真っ黒な顔面の中に、かすかな光が宿っていた。それは、彼女の抵抗の意志、そして、それでもなお、生きようとする強い生命力だった。

撮影が終わると、桃乃は、椅子から崩れ落ちたように倒れ込んだ。彼女の体は、震えていた。

足立は、満足げにカメラのモニターを確認した。そこに映し出されていたのは、真っ黒な顔面、そして、その奥に潜む、かすかな光だった。それは、桃乃の魂の叫びであり、同時に、彼女の強さを象徴するものだった。

足立は、この写真が、この企画の最高傑作になると確信した。そして、その「傑作」は、桃乃の知らないところで、インターネット上に公開されることになるだろう。

真っ黒な顔、黒く染まった瞳、しかし、その中に残された、かすかな光。それは、桃乃という少女の、決して消え去ることのない、強い意志の象徴だった。それは、恐怖と苦痛を乗り越えた証であり、同時に、彼女の新たな始まりを告げる光でもあった。

この経験は、桃乃の心に深い傷を残しただろう。しかし、同時に、彼女を強くした。彼女は、この経験から、何かを学び、成長するだろう。そして、いつか、この経験を乗り越え、再び輝くことができるだろう。  真っ黒な顔面は、彼女にとって、永遠の呪縛ではなく、乗り越えるべき試練、そして、成長の証となるだろう。