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## 蜜月、あるいは監獄

窓の外は、いつまで経っても明けない夜だった。いや、外の様子など、もはや私には関係ない。この部屋のカーテンは厚く、光を一切通さない。そして、この部屋から私を解放してくれる者は、誰もいない。

「あら、まだそんなに元気があるの？」

柔らかな、しかし有無を言わせぬ響きを持つ声が、部屋に満ちた沈黙を破った。彼女は、私の「主人」であり、そして、私をここまで追い詰めた「怪物」だった。

彼女の名は、リリス。艶やかな黒髪は夜の闇よりも深く、その瞳は妖しく輝く琥珀色。その唇は、熟した果実のように蠱惑的で、微笑むだけで私の理性を荡かす。そして、その身体は、芸術品のように完璧な曲線を描いていた。

「…リリス様」

絞り出すような声で、私は彼女の名前を呼んだ。その声に、私自身の羞恥と、抗いがたい魅惑が混じり合っているのが分かった。

「ふふ、その震え。可愛いわね」

リリスはゆっくりと私に近づき、その指先で私の顎を優しく持ち上げた。その指先から伝わる熱が、私の全身を駆け巡る。

「今日は、どんなご馳走を用意してくれるのかしら？」

彼女の言葉に、私は無言で首を横に振った。何を言われようと、私には拒む権利など微塵もなかった。

「あら、素直じゃない。それもまた、あなたらしいわね」

リリスは楽しそうに笑い、私の首筋に唇を寄せた。その吐息が、私の肌を微かに粟立たせる。

「まずは、口解けの良いものからいただきましょうか」

彼女の唇が、私の喉元を滑るように這い、やがて、私の下腹部へと降りていく。その瞬間、私は全身の力が抜けるのを感じた。

「ん…っ！」

彼女の唇が、私の局部を包み込む。その柔らかな感触に、私の理性が急速に崩壊していく。まるで、フォアグラを作るように、彼女は私の全身を、そして私の「下半身」を、丹念に、ゆっくりと、そして大胆に、味わい尽くしていく。

「う、ああ…っ！」

吐息とも呻きともつかない声が、私の喉から漏れる。彼女の舌は、まるで魔法のように、私の最深部の敏感な部分を刺激する。それは、快楽という名の拷問だった。

「もっと、もっと…」

私の身体は、意思とは無関係に、彼女の刺激に反応していた。限界を超えた勃起が、私の下半身を支配する。

「ふふ、その反応。たまらないわ」

リリスは、私の耳元で囁く。その声は、私をさらに深い悦楽の淵へと誘う。

「次は、指の踊りよ」

彼女は、艶めかしい指を私に絡ませ、その指先で、私の局部を優しく、しかし容赦なく弄び始めた。一本一本の指が、私の秘めたる部分を撫で、揉み、そして掻き乱していく。

「あ…ああ…っ！、リ、リリス様…！」

私の体は、もはや私の制御下にはなかった。快楽の波が、私を容赦なく襲い、その度に私の理性は削り取られていく。

「あなた、本当に強いわね。こんなに興奮するなんて」

リリスは、私の耳元で楽しそうに囁き、その指の動きをさらに激しくする。

「くっ…！、だ、ダメだ…もう、無理だ…！」

私の全身を、強烈な快感の奔流が駆け巡る。そして、私は、リリスの指先によって、意図せずして、その頂点に達してしまった。

「ふふ、これで終わりだなんて、つまらないわ」

リリスは、私の顔を覗き込み、悪戯っぽく笑う。

「まだ、あなたには、もっとたくさんの「ご馳走」を用意してあるのよ」

彼女の言葉に、私は恐怖と、そして抗いがたい期待を感じた。

「次は、太腿よ」

リリスは、私の両足を優しく持ち上げ、その滑らかな太腿を私の顔に押し当てた。その温もりと、微かに香る彼女の匂いに、私は再び理性を失いそうになる。

「さあ、私の太腿を、存分に味わいなさい」

彼女の言葉に従うように、私は、リリスの太腿に顔を埋めた。そして、そこで待っていたのは、先程とはまた違う、しかし、より一層強烈な快感だった。

リリスの太腿は、まるで温かいクッションのようで、その内側は、私を誘うように、微かに開いていた。私は、その誘いに、抗うことができなかった。

「ん…っ、あ…！」

リリスは、私の頭を優しく、しかし力強く、その太腿へと押し込んだ。そして、彼女の太腿の内側が、私の局部を、まるで湿った caverns のように包み込んだ。

「ああ…っ、リリス様…！、なんという…！」

リリスの太腿の、その滑らかな内側から伝わる、温かく、そして湿った感触。それは、私の想像を遥かに超える、官能的な体験だった。

「ふふ、どう？ この「太腿責め」は？」

リリスの声は、私の耳元で、甘く響く。

「最高、です…！」

私の声は、もはや悲鳴とも、歓喜ともつかない、歪んだ音になっていた。

「あら、まだそんなもの？ もっと深く、もっと奥まで、私を味わいたいでしょ？」

リリスは、私の腰を掴み、さらに強く、私を彼女の太腿へと押し付ける。

「だ、ダメだ…！、もう、限界だ…！」

私の身体は、リリスの太腿の、その温かさと湿り気の中で、激しく痙攣していた。

「でも、あなたは、まだ私を求めている」

リリスは、私の耳元で囁き、その太腿の圧力をさらに強めた。

「ああ…っ、あああ…っ！」

私は、リリスの太腿という名の、蜜の caverns の中で、再び、そして今度は、より激しく、その頂点に達した。

「ふふ、可愛いわね。でも、まだ終わらないわよ」

リリスは、私の身体からゆっくりと顔を離し、その琥珀色の瞳で、私を見つめる。

「これからが、本番よ」

彼女の言葉に、私は、言葉を失った。

「あなたは、まるで「亀頭責めトライアスロン」の選手みたい」

リリスは、楽しそうに笑う。

「唇も、指も、そして太腿も、全てが、あなたを極限まで追い詰めるための、最強の「性器」として装備されているのよ」

彼女の言葉は、私を震撼させた。彼女は、私を、ただの玩物としてではなく、まるで、生き物のように、その欲望を満たすための、究極の道具として、扱っているのだ。

「そして、今から、その「亀頭」を、私が、存分に味わい尽くしてあげる」

リリスは、ゆっくりと私に跨り、そして、その信じられないほど完璧な身体を、私の顔へと向ける。

「くっ…！、リ、リリス様…！」

彼女の乳房が、私の顔に触れる。その柔らかな感触に、私の理性が、完全に崩壊した。

「さあ、私の「蜜月」の始まりよ」

リリスは、私を覗き込み、その唇を、ゆっくりと、私の局部へと近づけていく。

「なんて、恐ろしくて、エロい女たちだ！」

私は、心の中で叫んだ。しかし、その声は、リリスの吐息に掻き消された。

「あなたは、私のものよ。永遠に」

リリスの唇が、私の局部を包み込む。そして、私は、その「監獄」の中で、永遠の蜜月へと、身を委ねることを決めた。この、抗いがたい、そして、恐ろしいほどの悦楽の中に。