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## 白衣の下の熱い吐息

白衣が肌に張り付く。冷房の効いた病室とは裏腹に、私の体は内側から熱を帯びていた。視線は、目の前の患者ではなく、その隣に座る息子の顔に吸い寄せられる。彼は、私と同じく、いや、私以上に、ある一点に釘付けになっていた。

「お母さん、あのお姉さん、すごいね…」

指差す先には、先輩看護師の山田さんがいた。彼女は、この病院でも一際目立つ、豊満な胸の持ち主だった。歩くたびに、ゆらゆらと揺れるその姿は、病室の空気を一変させるほどのインパクトを放っていた。新人の私には、まだ眩しすぎる存在だった。

「…そうね。山田さんは、みんなに頼られているわ」

言葉とは裏腹に、私の胸もまた、山田さんと同じように、あるいはそれ以上に、熱く脈打っていた。それは、緊張からくるものか、それとも…。

「お母さん、僕、あの人の胸、触ってみたい」

息子の無邪気な言葉に、私は凍りついた。まさか、こんなにも早く、この衝動に直面するとは。

「だめよ！そんなこと言っちゃ！」

慌てて息子の口を塞ぐ。しかし、私の心臓は、ますます早鐘を打っていた。息子と同じように、私もまた、山田さんの胸に、いや、彼女のすべてに、強い好奇心と、それ以上の何かを感じていたのだ。

その夜、私は眠れなかった。ベッドの中で、何度となく山田さんの姿を思い浮かべた。彼女の、あの大きな胸。それは、看護師という職業柄、見慣れているはずなのに、なぜか私には、別格に思えた。白衣の下に隠された、その豊かな曲線。触れたら、どんな感触なのだろうか。

翌日、私は決意を固めて、山田さんに話しかけた。

「山田さん、あの…私、胸のことで、ちょっと相談があって…」

私の震える声に、山田さんは優しく微笑んだ。

「あら、どうしたの？いつでも話してちょうだい」

そして、私は、自分でも驚くほど、率直に、自分の悩みを打ち明けた。ただ、それは、医療的な相談ではなかった。

「…私、自分の胸に、自信がなくて…。山田さんみたいに、豊かだったら、もっと…」

言葉が詰まる。山田さんは、私の顔をじっと見つめ、そして、ふっと笑った。

「あら、そんなことで悩んでいたの？ふふ、私なんて、いつも邪魔だって思ってるわよ」

そう言いながら、山田さんは、自分の胸に手を当てた。その仕草に、私は息を呑んだ。

「でもね…」

山田さんの声に、艶めかしい響きが混じる。

「でも、これが、誰かを癒すことも、あるのよ」

彼女は、そう言って、私に、そっと、自分の胸に触れるように促した。

「ほら、怖がらずに。ただ、触ってみるだけでいいから。お願い」

その瞳は、まるで、私を誘うかのように、キラキラと輝いていた。押しに弱い私は、断ることができなかった。

震える手で、山田さんの胸に触れる。驚くほど柔らかく、温かい。そして、その大きさ。自分の胸とは、比べ物にならないほどの、圧倒的な存在感。指先が、そっと、乳輪に触れる。

「…っ！」

山田さんの体が、ビクッと震えた。私の指先は、まるで、彼女の秘められた感応点に触れてしまったかのようだった。

「…だめ…、まだ…」

掠れた声で、山田さんが訴える。しかし、私の手は、もう、止まることを知らなかった。触れるほどに、その柔らかさに、その温もりに、私は魅了されていく。

「…もっと…、強く…」

山田さんの声が、次第に甘く、喘ぎ声へと変わっていく。私自身も、どうしてか、体が火照ってくるのを感じていた。

「…あぁ…、もっと…、揉んで…」

山田さんの言葉に、私は、我慢できなくなった。彼女の胸を、優しく、しかし、大胆に、揉みしだく。その度に、山田さんの体は、歓喜に震え、私に、快感の波を送りつけてくる。

「…だめ…、もう…、無理…」

山田さんの声は、もはや、悲鳴とも、歓喜ともつかない響きになっていた。私は、彼女の胸の、その熱に、その感触に、完全に溺れていた。

しかし、その時、病室のドアが、乱暴に開けられた。

「山田さーん！患者さんが急変しました！」

医療ドラマのような展開に、私たちは、我に返った。山田さんは、慌てて私から離れ、白衣を整える。私も、顔を赤らめ、動揺を隠せない。

「…ごめんね、私、行かなきゃ」

山田さんは、そう言って、足早に病室を出て行った。残された私は、一人、その場に立ち尽くしていた。

あの後、私は、勤務中、ずっと、山田さんの胸のことを考えていた。そして、彼女が、あの時、見せた、あの表情を。

「…我慢できない…」

夜、一人になった病室で、私は、自分自身の胸に手を当てた。そして、あの時の感覚を、もう一度、再現しようとした。しかし、それは、山田さんの胸とは、全く違った。

「…やっぱり、私には、無理なのか…」

そんな時、ふと、山田さんが言っていた言葉が頭をよぎった。

「でもね…これが、誰かを癒すことも、あるのよ」

もしかしたら、私にも、できることがあるのかもしれない。

数日後、私は、再び、山田さんのもとを訪ねた。今度は、相談ではなく、お願いをするために。

「山田さん、あの…、前に、お話ししたこと、あの、続き、しませんか？」

私の言葉に、山田さんは、驚いた顔をしたが、すぐに、あの時のように、艶めかしい笑みを浮かべた。

「あら、あなたの方から？ふふ、いいわよ。でも、今度は、私が、あなたを、癒してあげる」

そして、私たちは、二人で、病室の片隅で、秘密の時間を過ごした。白衣の下で、互いの胸を、貪るように、求め合った。

「…あぁ、あなたも、敏感なのね…」

山田さんの声が、私の耳元で、甘く囁く。

「…精子、欲しい…」

私の口から、予想もしない言葉が飛び出した。山田さんは、驚いた顔をしたが、すぐに、理解したように、私を抱きしめた。

「…いいわよ。でも、まずは、私に、もっと、あなたのおっぱいを、揉ませて？」

そして、私たちは、互いの胸を、熱く、求め合った。白衣の下で、看護師という職業の仮面を剥ぎ取り、ただ、欲望に素直な、女同士の、秘密の時間が、ゆっくりと、流れていった。

これは、ただの、医療行為ではない。これは、互いの、渇きを、癒し合う、行為なのだ。そして、その熱は、白衣の下で、静かに、しかし、確かに、燃え盛っていた。