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## 泡とローションの迷宮

ビルの最上階、ネオンの海に浮かぶように建つ「楽園」。その扉を開けるたびに、日常は遠ざかり、甘美な非日常が彼らを包み込む。今夜もまた、一人の男がその甘い誘惑に身を委ねようとしていた。彼の名は健一、中年のサラリーマン。日々の仕事に追われ、心身ともに疲弊しきっていた彼は、この夜、究極のリラクゼーションを求めて「楽園」を訪れたのだ。

受付を済ませると、上品な女性スタッフに案内され、薄暗い通路を進む。壁には艶やかな絵画が飾られ、心地よい音楽が静かに流れている。まるで秘密の隠れ家のような雰囲気だ。そして、彼が通されたのは、ひときわ豪華な一室。ふかふかのソファ、柔らかな照明、そして何よりも、その空間を支配する芳醇なアロマの香りが、彼の五感を優しく刺激した。

「健一様、本日担当させていただきます、わかです。」

ドアが開くと同時に、現れたのは、まさに天女のような姿だった。細くしなやかな肢体、吸い込まれそうなほど大きな瞳、そして、その胸元から覗く、豊満な谷間。彼女の笑顔は、夜空に輝く月のように、静かに、しかし圧倒的な輝きを放っていた。健一は、息を呑んだ。噂には聞いていた。指名ナンバーワンの超人気ソープ嬢、わかちゃん。その美貌と、人々を魅了してやまない「ご奉仕」は、この街の伝説となっていた。

「はじめまして。わか、と申します。どうぞ、よろしくお願い致します。」

わかは、健一に優しく微笑みかけた。その声は、まるで絹のように滑らかで、彼の疲れた心を優しく撫でるかのようだった。健一は、言葉を失い、ただ彼女を見つめることしかできなかった。

「お風呂から始めさせていただきますね。」

わかは、健一の手を取り、バスルームへと誘った。そこは、まるで異空間だった。広々としたバスタブには、湯気が立ち込め、甘い花の香りが漂っている。壁には、色とりどりのタイルが貼られ、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

「さあ、どうぞ。ゆっくり、温まってください。」

健一は、ゆっくりと服を脱ぎ、湯船に身を沈めた。温かいお湯が、彼の全身を包み込み、日頃の疲れがじんわりと溶けていくのを感じる。その時、わかが健一の傍らに座り、柔らかなタオルを手に取った。

「少し、お手伝いさせてくださいね。」

わかの指先が、健一の肩に触れる。その感触は、驚くほど優しく、それでいて、確かな温かさを伝えてきた。彼女は、泡をたっぷりと含んだタオルで、健一の背中を優しく洗い始めた。その手つきは、熟練の技でありながら、どこか母性すら感じさせる。健一は、目を閉じ、その至福の時を堪能した。

「こちらの、おっぱいも、綺麗にしましょうね。」

わかは、にっこりと微笑み、健一の胸元へと手を伸ばした。彼女の「おっぱい」は、まさに「絶品」と呼ぶにふさわしい、豊満で、輝くような輝きを放っていた。健一は、思わず息を呑んだ。彼女の胸を優しく泡で洗いながら、わかは、健一の顔を覗き込んだ。

「気持ちいいですか？健一様。」

その瞳は、純粋な優しさで満ちていた。健一は、頷くことしかできなかった。彼女の触れる指先が、彼の身体の奥深くに眠っていた官能を、静かに呼び覚ましていく。

「さあ、お風呂から出ましょうか。」

湯船から上がった健一の身体は、湯気とアロマの香りで包まれ、さらにリラックスしていた。わかは、清潔なバスローブを健一に羽織らせ、再び部屋へと案内した。

「ここからが、わかの「ご奉仕」の、本番です。」

そう言って、わかは、健一の前に、滑らかな、温かいローションのボトルを置いた。そのローションは、特別な調合がされているのだろう。微かに甘い香りが漂ってくる。

「たっぷり、使わせていただきますね。」

わかは、ローションを惜しみなく健一の身体に塗り始めた。その手つきは、先ほどよりも大胆になり、健一の肌を、指先で優しく、しかし力強く擦り上げる。ローションの「ニュルニュル」とした感触が、健一の肌の上で滑り、彼の身体を、一種の陶酔状態へと誘っていく。

「あ…」

健一の口から、思わず吐息が漏れる。わかの手は、彼の身体の隅々まで、丹念に、そして情熱的に、ローションを擦り込んでいく。その指先が、彼の敏感な部分に触れるたびに、電流が走るような快感が全身を駆け巡った。

「もっと、感じてください。」

わかは、健一の耳元で囁いた。その声は、以前よりもさらに甘く、官能的になっていた。彼女は、健一の顔を両手で包み込み、その瞳をじっと見つめた。

「わか、健一様のために、全部、捧げます。」

そう言って、わかは、健一の身体に、さらにローションを塗り足した。その「ヌルンヌルン」とした感触が、二人の身体を、より密接に結びつけていく。健一は、もう、理性で自分を律することはできなかった。

「わか…！」

健一は、わかを強く抱きしめた。彼女の身体は、驚くほど柔らかく、そして温かい。二人の肌が、ローションの滑る感触とともに、激しく擦れ合う。

「中出し、してください。」

わかの言葉は、健一の耳に、甘く、そして抗えない響きで届いた。健一は、わかの誘いに身を任せるように、彼女の身体へと深く、深く、その身を沈めていった。

「ああ…！わか…！」

健一の喘ぎ声が、部屋に響き渡る。わかは、健一の腕の中で、恍惚とした表情を浮かべ、その波に身を任せていた。ローションの「ニュルニュル」とした感触は、二人の身体を、より一層、一体化させていく。

「もっと…もっと、感じさせて…！」

わかの声は、甘く、そして切なさに満ちていた。健一は、わかの言葉に呼応するように、さらに激しく、その身を動かした。二人の身体は、もはや分けることができないほど、絡み合っていた。

「…もう、ダメ…！」

健一の身体が、限界を超え、歓喜の頂点へと達した。わかもまた、健一の激しさに身を委ね、その快感に酔いしれていた。部屋には、二人の喘ぎ声だけが、静かに響き渡っていた。

そして、全てが終わった後、健一は、わかの柔らかな胸に顔を埋めた。身体は、心地よい疲労感に満たされ、心は、満たされた幸福感でいっぱいだった。

「…ありがとう、わか。」

健一の言葉に、わかは、優しく微笑み返した。

「健一様が、幸せなら、わかも、幸せです。」

その瞳には、純粋な温かさが宿っていた。健一は、わかの「ご奉仕」に、ただただ感謝していた。それは、単なる快楽ではなかった。日々の疲れを癒し、失っていた活力を取り戻す、魂の解放だった。

「楽園」の夜は、まだ始まったばかりだった。健一は、わかの優しさと、その「絶品ご奉仕」に、再び、甘い迷宮へと誘われるのを感じていた。泡とローションの香りが、彼の心を、そして身体を、優しく包み込んでいた。