美麗熟女 シーアさん（25歳）【無料エロ動画視聴/アダルトAV】

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■ 砂漠の夜の薔薇

　ラスベガスの夜は、それ自体が巨大なネオンサインだった。ギラギラと輝く色彩の洪水が、砂漠の夜空をキャンバスに、狂騒の絵画を描き出している。カジノの喧騒、ショーの歓声、そして人々の欲望の渦。その中心に、俺、佐藤健一、32歳、日本のどこにでもいるサラリーマンは立っていた。

　「クソッ、こんなところで一人かよ……」

　出張の合間、普段ならジムで汗を流すか、静かに読書でもしている俺だが、今日はなぜか、この喧騒に身を投じてみたくなった。バカラに手を出してみるか？いや、そんな度胸はない。ただ、この街の熱気を感じてみたかった。

　ふと、視線が惹きつけられた。

　カジノホテルのエントランスから、息をのむような美人が現れたのだ。プラチナブロンドの髪が、夜風に絹糸のように揺れる。すらりと伸びた手足、彫刻のように整った顔立ち。そして何より、その瞳。透き通るようなブルーの瞳が、俺の心を鷲掴みにした。

　「……マジかよ」

　思わず声が漏れる。彼女は、まるでハリウッド映画のワンシーンから抜け出してきたかのようだった。高級ブランドのドレスは、彼女の完璧なスタイルを一層際立たせている。

　勇気を出して、声をかけてみるべきか？いや、俺なんか相手にされないだろう。きっと、隣にはイケメンのハリウッドスターか、腕利きのギャンブラーが控えているはずだ。

　しかし、彼女は一人だった。ゆっくりと、こちらに近づいてくる。そして、俺の数メートル手前で立ち止まった。

　「Can I help you?」

　優しく、しかし芯のある声だった。英語は得意ではないが、この状況で聞き間違えるはずがない。彼女が、俺に話しかけている。

　「え、あ……」

　頭が真っ白になった。普段なら、取引先との交渉で培った、それなりに流暢な英語も、今は全く出てこない。

　「Are you lost?」

　彼女は微笑んだ。その微笑みが、俺の緊張を少しだけ解きほぐした。

　「No, not lost. Just… admiring the view.」

　なんとか絞り出した言葉だった。「迷子ではありません。ただ、景色を眺めていただけです。」Viewは、彼女のことだ。

　彼女はくすくすと笑った。

　「Thank you. It’s beautiful, isn’t it?」

　「Yes, beautiful. Very beautiful.」

　会話は、ぎこちなく続いた。彼女の名前は、エリザベス。ニューヨークから来たという。そして、驚くべきことに、彼女は既婚者だった。

　「My husband is busy. Business meeting.」

　「Oh, I see.」

　「So, I’m on my own tonight.」

　その言葉に、俺の心臓がドクンと跳ねた。これは、チャンスなのか？

　「Would you like to have a drink with me?」

　エリザベスは、俺にそう尋ねた。

　「Yes, with pleasure!」

　俺は、二つ返事で答えた。

　バーに入ると、そこはさらに洗練された空間だった。静かなジャズが流れ、カクテルのグラスがきらめいている。俺たちは、窓際の席に座り、それぞれ好みのカクテルを注文した。

　エリザベスは、俺の拙い英語を辛抱強く聞いてくれた。そして、自分の話をしてくれた。彼女は、アートギャラリーを経営しているという。夫は、国際的なビジネスマンで、世界中を飛び回っているらしい。

　「So, you are a businessman too?」

　「Yes. In Japan.」

　「Japan… It’s a fascinating country. I’ve always wanted to visit.」

　「It is fascinating. And beautiful. Especially in spring, when the cherry blossoms are in bloom.」

　俺は、日本の桜について熱っぽく語った。エリザベスは、興味深そうに耳を傾けてくれた。

　会話が進むにつれて、俺たちは互いに惹かれ合っていくのを感じていた。彼女の知性、美しさ、そしてどこか寂しげな瞳。俺は、彼女の全てに魅了されていた。

　「Mr. Sato, you are a very interesting man.」

　エリザベスが、俺にそう言った。

　「Thank you, Elizabeth. You are also very interesting. And beautiful.」

　俺は、正直な気持ちを伝えた。

　彼女の顔が、ほんのり赤くなった。

　「Thank you.」

　その夜、俺たちはホテルに戻らず、エリザベスの部屋で過ごした。砂漠の夜は、予想以上に暖かく、そして熱かった。

　彼女の唇は、薔薇の花びらのように柔らかかった。俺たちのキスは、まるで長年の渇きを癒すかのように、情熱的だった。

　「You are so different from the men I usually meet.」

　ベッドの中で、エリザベスが囁いた。

　「Different how?」

　「You are… sincere. And passionate. And you make me feel… alive.」

　その言葉に、俺は胸が熱くなった。

　翌朝、俺たちは別々の道を歩むことを知っていた。この一夜限りの出会いは、砂漠の蜃気楼のように、儚いものだ。

　「Thank you, for everything, Kenichi.」

　エリザベスは、空港でそう言って、俺にキスをした。

　「Thank you, Elizabeth. I will never forget you.」

　俺は、彼女のプラチナブロンドの髪が、遠ざかっていくのを、ただ見送ることしかできなかった。

　ラスベガスのネオンは、相変わらず煌めいていた。しかし、俺の心の中には、あの夜の薔薇の香りが、いつまでも残っていた。

　日本に帰ってからも、俺はエリザベスのことを忘れられなかった。彼女の姿を思い出すたびに、胸が締め付けられた。

　ある日、俺は意を決して、エリザベスが経営しているというアートギャラリーにメールを送った。彼女の返信は、すぐに届いた。

　「Kenichi, I’ve been thinking about you too.」

　そのメールを読んだ瞬間、俺の心は歓喜に包まれた。

　数週間後、俺は再びラスベガスにいた。今度は、一人ではない。

　エリザベスと再会した俺たちは、以前にも増して強く惹かれ合った。彼女は、夫との関係に悩んでいたという。そして、俺との出会いが、彼女に新たな希望を与えてくれたのだと語った。

　俺たちは、秘密の逢瀬を重ねた。ラスベガスの夜は、二人の情熱を燃え上がらせる舞台となった。

　しかし、いつまでも秘密を続けることはできない。エリザベスは、夫に別れを告げ、俺と共に日本へ来ることを決意した。

　それは、茨の道だった。エリザベスの家族、そして社会からの風当たりは、決して穏やかではなかった。しかし、俺たちは互いを信じ、支え合った。

　そして、数年後。

　俺たちの間には、一人の娘が生まれていた。プラチナブロンドの髪は、エリザベスから受け継いだものだ。

　ラスベガスのネオンは、今もあの場所で輝いているだろう。しかし、俺の人生にとって、あのネオンよりも輝かしいのは、エリザベスという名の薔薇だ。

　日本男児、佐藤健一。俺は、砂漠の夜に咲いた薔薇を、この手で掴み取ったのだ。そして、これからも、この薔薇を大切に守り続けていくことを、誓う。