美麗熟女 典子さん （60歳）【無料エロ動画視聴/アダルトAV】

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「典子さんの夜」

春の陽気は、典子の心に妙なざわめきをもたらしていた。夫である健一とは、もうどれくらいセックスをしていないだろうか。結婚して１５年。初めの頃は毎晩のように互いを求め合っていたのに、いつの間にかその熱は冷め、互いを異性として意識することも薄れてしまった。健一は仕事に没頭し、典子は家事に追われ、会話はもっぱら「今日の夕食は何にする？」や「洗濯終わった？」といった事務連絡ばかり。息子である拓海が中学生になり、反抗期も相まって、家庭はますます静寂に包まれていた。

そんなある夜だった。拓海が風邪をひき、寝苦しそうにしていたので、典子はそっと部屋を覗いた。部屋は真っ暗で、拓海の寝息だけが微かに聞こえる。心配になって額に手を当てようとしたその時、ふと、自分の体から湧き上がる、抑えきれない熱に気づいた。寂しさ、孤独、そして抑圧された欲望。それらが混ざり合い、典子の体を内側から焼き尽くすようだった。

ふと、自分の手がおぼつかない動きで、パジャマのボタンを外し始めた。拓海の寝顔を見るはずだった視線は、どこか遠く、虚空を見つめている。そのまま、自分の肌を撫で、優しく、しかし熱っぽく。自分自身に溺れていくような感覚。その時、部屋のドアが静かに開いた。

「母さん…？」

拓海の声。典子は硬直した。遅れて、自分の手が何をしているか、そしてその行為を息子に見られているという事実に、全身の血が凍りつくような感覚に襲われた。拓海は、呆然とした表情で、典子を見つめていた。その視線は、罪悪感、好奇心、そして何よりも、隠しきれない戸惑いを映していた。

その夜、二人の間には、言葉にならない空気が流れた。典子は、後悔と羞恥に打ちひしがれた。しかし、拓海もまた、その夜の光景を胸に抱え、眠れぬ夜を過ごしたようだった。

翌日、拓海はいつにも増して典子に話しかけてきた。学校のこと、友達のこと。普段なら「そう」と相槌を打つだけの典子も、昨夜の出来事が頭をよぎり、拓海の言葉に耳を傾けてしまった。そして、拓海もまた、典子の顔色を伺うように、どこかぎこちない態度をとっていた。

それから数日後。拓海は、典子の部屋にやってきた。ドアを閉め、部屋の明かりを消すと、典子をそっと抱きしめた。典子は、抵抗することもできず、ただ拓海の温もりを感じていた。そして、拓海の唇が、典子の唇に触れた。それは、息子が母親にキスをするものではなく、異性同士の、切なくて、しかし激しいキスだった。

その夜から、二人の間には、秘密の行為が始まった。最初は、偶然から始まった行為は、次第にエスカレートしていった。互いの体に触れることに、罪悪感と背徳感、そして抗いがたい興奮が入り混じっていた。拓海は、母親の肌に触れるたびに、その柔らかさに驚き、典子は、息子の熱っぽい視線に、かつて夫に感じたような欲望を呼び覚まされた。

しかし、その行為は、典子の心に深い影を落とし始めていた。拓海との関係は、愛情というよりも、歪んだ依存と好奇心に根差しているように感じられた。そして何より、夫である健一への裏切りが、典子の心を蝕んでいった。健一は、何も知らない。ただ、仕事に疲れて帰宅し、典子に「おかえり」と声をかけるだけ。その姿を見るたび、典子の罪悪感は増していった。

「このままではいけない」

ある夜、拓海と行為に及んだ後、典子は独り、ベッドの上でそう思った。自分は、一体何をしているのだろう。息子との関係は、決して正常なものではない。このままでは、拓海の人生も、自分の人生も、破滅へと向かってしまう。

典子は、決意した。この関係を、断ち切らなければならない。そして、失われかけていた、夫との関係を取り戻さなければならない。健一とのセックスは、もう何年もしていない。しかし、あの頃の熱を、もう一度呼び覚ますことはできないだろうか。正しい夫婦関係を取り戻すためには、まずは、夫婦としてのセックスを取り戻すことが必要だ。

翌朝、典子は、これまでになく気合いを入れて朝食を作った。健一の好きな焼き魚、そして温かい味噌汁。健一が食卓につくと、典子は、いつもより少しだけ、にっこりと微笑みかけた。

「おはよう、健一さん」

「…ああ、おはよう。今日は何かあったのか？」

健一は、典子のいつもと違う様子に、少し戸惑った表情を見せた。

「いいえ。ただ、健一さんと、ちゃんと会話をしたいなと思って」

典子は、努めて明るい声で言った。食事が終わり、健一が仕事に行く準備をしていると、典子は、健一の腕をそっと掴んだ。

「健一さん、今夜、時間ありますか？」

健一は、典子の意外な言葉に、驚いた顔で典子を見つめた。

「…時間？ああ、大丈夫だ。どうしたんだ、急に」

「あのね…」

典子は、言葉に詰まった。どうやって、自分の心の葛藤を、そして夫との関係を、もう一度始めたいという気持ちを伝えればいいのだろう。

その夜、典子は、これまでで一番、時間をかけて身支度をした。普段は、顔に少しだけ化粧をする程度だが、今日は、アイシャドウをつけ、口紅を塗り、普段はつけない香水もつけた。健一が帰宅し、二人は食卓についた。食後、健一はテレビを見始めたが、典子は、健一の隣に座り、そっと手を握った。

「健一さん」

「ん？」

「あのね…私、健一さんと、もっと、ちゃんと向き合いたいと思って」

健一は、テレビから目を離し、典子の方を見た。その目には、戸惑いと、そしてかすかな期待が宿っていた。

「どういうことだ？」

「その…夫婦として、もっと、大切にしたいというか…」

典子は、言葉を選びながら、ゆっくりと話した。結婚してから、お互いを大切にすることを、忘れてしまっていたこと。そして、最近、自分自身の心に、色々な変化があったこと。

「健一さんは…私を、まだ、異性として見てくれますか？」

その質問に、健一は、しばし沈黙した。そして、ふと、優しく微笑んだ。

「当たり前だろ。典子はお前の妻だ」

その言葉に、典子の目から、堰を切ったように涙が溢れ出した。健一は、驚きながらも、典子の涙を優しく拭った。

「どうしたんだ？泣くなよ」

「ごめんなさい…」

「謝ることなんてないだろう」

健一は、典子の肩を抱き寄せた。そして、典子の顔を覗き込み、優しくキスをした。それは、１５年前、初めてキスをした時のような、初々しいキスだった。

その夜、二人は、久しぶりに、愛し合った。それは、かつてのような激しさではなかったかもしれない。しかし、そこには、互いを慈しみ、大切に思う気持ちが、確かにあった。典子は、健一の腕の中で、温かい安堵感に包まれていた。

翌朝、典子は、いつにも増して爽やかな目覚めを迎えた。拓海との関係は、まだ終わっていない。しかし、典子は、この一歩を踏み出したことで、未来への希望を見出していた。拓海との関係を、どう整理していくのか。それは、これから典子が向き合っていかなければならない、大きな課題だ。しかし、夫との関係を、もう一度、正しい形に戻そうと決意した今、典子は、どんな困難にも立ち向かっていける気がしていた。

典子は、ゆっくりとベッドから起き上がった。窓の外は、青い空が広がっている。典子は、深呼吸をした。新しい一日が、始まる。