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カメラのレンズを通して、自分の顔が歪んでいるのが見えた。汗で濡れた肌、乱れた髪、そして大きく開かれた瞳。そこに映る自分は、もはや自分ではない、欲望の奔流に飲み込まれた一人の女だった。

名前は、玲奈。27歳。ごく普通の会社員。趣味は、映画鑑賞と、誰にも言えない秘密の…出会い系サイトでの閲覧だった。イケメンが好きだ。だけど、現実の彼らとの距離は遠い。そんな現実逃避の中で、ある日、一人のプロフィールに目が留まった。

「巨根。体格抜群。経験豊富。本気の人だけ。」

プロフィール写真に写る男は、確かにイケメンだった。完璧な顔立ち、たくましい体躯。そして、そのプロフィール文に記された言葉が、私の隠された欲求を刺激した。今までにない、強い好奇心。そして、危険な魅力。

勇気を出して、メッセージを送った。返事はすぐに来た。彼の名前は、翔太。30歳。メッセージのやり取りは、想像以上に大胆で刺激的だった。そして、数日後、私たちは会うことになった。

待ち合わせ場所は、彼が指定した高級ホテルの一室。緊張で、手足が震える。ドアを開けると、そこにはプロフィール写真以上の男がいた。背が高く、筋肉質な体格。彫刻のような顔立ち。そして、彼が着ていたシャツの下から覗く逞しい胸筋。私の心臓は、激しく鼓動を始めた。

「玲奈さんですね？はじめまして」

彼の低く、セクシーな声が耳に響く。ぎこちない挨拶を交わした後、彼は、用意していたカメラに視線を落とした。

「後で、一緒に見ましょうか？」

彼の言葉に、私は小さく頷いた。

彼は、驚くほどに大胆で、優しく、そして情熱的だった。彼のキスは、私の体中の神経を痺れさせた。彼の腕は、力強く、私の体を自分のものとして支配する。彼は、まるで私の体の地図を理解しているかの様に、的確に、私の最も敏感な部分を刺激する。

カメラは、全てを記録していく。彼の逞しい体、私の震える体、絡み合う手足、そして、私の抑えきれない喘ぎ声。初めて体験する感覚の連続に、私は何度も絶頂に達した。

彼の体格は、想像をはるかに超えていた。私の想像を遥かに超える大きさ、そしてその力強さ。彼の体の中で、私は完全に無力化され、ただ、彼の支配下に身を任せるだけだった。

カメラのレンズを通して、自分の顔がどんどん赤くなっていくのがわかる。恥ずかしさ、快楽、そして恐怖。複雑な感情が入り混じり、私の心は混乱する。

彼の動きは、まるで熟練の芸術家のようだった。彼は、私の体を知り尽くしたかのように、一つ一つの動作を丁寧に、そして情熱的に繰り返す。私は、彼の腕の中で、完全に彼の所有物になっていた。

そして、ついにその時が来た。彼の精液が、私の体の中に流れ込む。それは、熱く、そして濃厚だった。それは、私を完全に彼のものにした。

全てが終わった後、私は放心状態だった。体中が、彼の残像で満たされている。カメラのレンズを通して、自分の裸の体を何度も見返した。そこには、情熱と快楽、そして少しの恐怖が記録されていた。

それから数日後、私は彼から連絡を受けた。彼は、その映像を編集して、私に送ってきた。素人作品にしては、完成度が高かった。彼は、私の同意を得て、その動画を非公開でインターネット上にアップロードした。

最初は、恥ずかしさと恐怖に押し潰されそうになったが、次第に、ある感情が芽生えてきた。それは、快楽だった。誰にも見せない、私だけの秘密。だけど、同時に、それは私の一部になっていた。

私は、誰にも言えない秘密を抱えながら、毎日を生きていく。あの日の出来事は、私の人生の中で、決して消えることのない、鮮烈な記憶として残っている。そして、時折、その動画を再生し、あの日の快楽を再び味わう。それは、私だけの、危険で、そして甘美な秘密だった。


この動画は、私だけの、そして、私と翔太だけの秘密。それは、決して公になることはない。しかし、その記憶は、私の中で永遠に生き続けるだろう。  それは、私自身の、隠された欲望の証なのだ。