【無料エロ動画】うちの妻にかぎって…僕の妻は他の男にカラダを許した11【アダルトAV】

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「今日もやっぱり具合が悪そう…」

妻の声はいつもより一段と震えていた。その視線は、リビングの片隅に置かれた水槽に向けられている。そこで優雅に泳ぐはずの我が家の金魚は、今日は妙によろめくような、頼りない泳ぎをしていた。縁日で初めて手にした小さな赤色。妻はあの時、まるで宝物を見つけたかのように目を輝かせた。それから、妻は金魚に全身全霊を注いでいるかのようだった。水温計を毎日のようにチェックし、餌の量もミリグラム単位で計量していると聞いた。水槽のガラスを拭く手つきは、まるで赤ん坊をあやすかのよう。その献身的な優しさに、僕は結婚を決めた理由の一つにさえしていた。あの頃の妻の笑顔、金魚を慈しむ純粋な眼差しは、僕にとって何よりも尊いものだったからだ。

「何かあったの？」

僕は仕事から帰宅したばかりで、スーツのネクタイを緩めながら妻に尋ねた。妻は僕の言葉にも反応せず、ただ金魚を見つめ続けている。その顔は、まるで自分のことのように苦しんでいるかのようだった。

「大丈夫だよ、きっとすぐに元気になるよ。この子、すごく強いから」

僕はできるだけ明るく、妻を安心させようと言葉をかけた。しかし、妻の表情は晴れない。それどころか、今にも泣き出しそうな顔で、水槽の中の金魚に「頑張って…」と囁いている。その姿を見て、僕はふと、ある考えが頭をよぎった。

「もしかしたら…」

妻への愛情は誰よりも深いと自負している。あの妻に限って、僕を裏切るはずはない。そう強く信じている。だが、ここ最近、妻の様子がおかしいのだ。以前は頻繁に僕の仕事の話を聞いてくれたり、今日の夕食は何がいいか相談してくれたりしていたのに、最近はそれも減った。夜も、僕が先に寝てしまっても、いつまでも起きている気配がする。スマートフォンの画面を熱心に見ているのか、それとも何か別のことに心を奪われているのか。

ふとした瞬間、妻が僕の知らない表情をするのを目にするようになった。例えば、僕が家にいない時間帯に、誰かからのメッセージに笑顔で返信しているような仕草。あるいは、電話で誰かと楽しそうに話している声。それらの瞬間を切り取るたびに、僕の心には黒い雲が立ち込めてくる。

中でも、あの男のことを考える度に、僕は気が狂いそうになる。数週間前、妻の友人の紹介で知り合った男。初めはごく普通の、社交的な人物だと思っていた。しかし、何度か顔を合わせるうちに、その男の妻への態度に、僕は違和感を覚えるようになった。妻の言葉に相槌を打つ時の、あの甘く、ねっとりとした響き。妻の腕に、まるで偶然を装って触れる、あのさりげないボディタッチの連続。あれは、ただの友人としての親しさでは決してありえない。

あの男は、妻の心の隙間に入り込もうとしているのではないか。僕との間に生まれたであろうわずかな距離を、巧みに利用しようとしているのではないか。そんな考えが、怒りと嫉妬、そして何よりも悔しさとなって、僕の胸を締め付ける。妻が、あの男の甘い囁きに、ほんの一瞬でも心を動かされているとしたら…。その想像だけで、僕は血の気が引くような感覚に襲われる。

「ねぇ、明日の夕食は何にしようかと思ってる？」

僕は努めて平静を装い、妻に話しかけた。仕事帰りに少し良いレストランを予約して、妻を喜ばせようと思っていたのだ。週末の予定も、いつものように妻と相談しようと思っていた。

「…ごめん、明日はちょっと用事があって…」

妻は顔を上げずにそう答えた。その声には、いつものような戸惑いや気遣いのかけらも感じられない。ただ、冷たく、突き放すような響きだけがあった。

「用事？どんな用事？」

僕の声も、自然と低くなっていた。妻が僕に隠し事をしている。それが、今の僕にとって最も耐えられない事実だった。

「…友達と会うだけだから、大丈夫」

「友達？どこの友達？」

「あなたも知ってる、〇〇さんの紹介で知り合った人たちよ」

妻はそう言って、やっと僕の方を向いた。その瞳は、先ほどまで金魚を見ていた時とは全く違う、どこか遠くを見ているような、虚ろな光を宿していた。

「そう…」

それ以上追及することはできなかった。追えば、さらに妻が遠ざかっていくような気がしたのだ。僕はただ、その場に立ち尽くすしかなかった。

夜、僕はなかなか寝付けずに、妻の寝顔をじっと見ていた。妻は静かに眠っているように見える。しかし、その顔には微かな愁いがあり、時折、唇が小さく動く。何か夢を見ているのだろうか。あるいは、僕には見えない何か、大切な何かを失いかけているのかもしれない。

金魚のことだ。妻がなぜあんなに憔悴しているのか、その理由が、僕にはまだ分からない。しかし、妻のこの様子が、あの男の存在と無関係ではないことは、直感的に理解できた。もしかしたら、妻はあの男から、何か悲しい知らせを聞かされたのではないか。あるいは、あの男の仕掛けた罠に、気づかないうちに囚われているのではないか。

僕が妻を娶ったのは、あのキラキラとした眼差しと、純粋な優しさ、そして何よりも僕だけを見てくれると信じたからだ。あの金魚を大切にするように、僕のことを大切にしてくれると信じたからだ。

僕はベッドサイドに置いてあったスマートフォンの電源を入れた。夜も更けていたが、どうしても確認しておきたいことがあった。妻のスマートフォンだ。妻は寝る前に必ず充電するために、僕の隣に置いている。

いくつかのアプリを開いた。主にSNSやメッセージアプリだ。すぐに、あるメッセージアプリが目に入った。普段あまり使うことのないアプリだが、そこに妻と、あの男の名前が表示されていた。妻の名前をタップすると、そこには怒涛のように送られてきたメッセージが表示されていた。

「今夜、少しだけ会えないかな？」
「君の声が聞きたくてたまらないんだ」
「君のいない時間は、色褪せた世界だよ」

そして、その一つ一つに、妻が丁寧に返信している様子が見て取れた。

「ごめん、今日は無理」
「忙しいの」
「ありがとう、でも大丈夫よ」

しかし、その返信の裏に、どれほどの葛藤があったのか、僕には想像もつかなかった。そして、その後に続くメッセージ。

「君が僕のものになってくれたら、どれだけ幸せか」
「君のすべてを、守ってあげたい」

その言葉は、僕が妻に誓った言葉と、あまりにも似ていた。そして、妻からの返信。

「…ごめんなさい」

その「ごめんなさい」に、どれほどの本心が込められているのか。僕には分からなかった。

僕は無性に腹が立った。そして、言葉にできないほどの悲しみが込み上げてきた。あの男は、妻の心に、確かに傷をつけていた。そして、僕の知らない間に、妻の心を切り取ろうとしていた。

「うちの妻にかぎって、僕を裏切る筈はない」

そう信じようとしていた自分を、心底軽蔑した。僕は妻を、あまりにも単純に信じすぎていた。妻の心の奥底にある、僕には届かない領域があることを、見ようとしなかった。

妻は、今も金魚のことを心配しているのだろうか。それとも、あの男からのメッセージに、心を揺さぶられているのだろうか。どちらにしても、今の妻は、僕が知っている妻ではなかった。

僕はベッドから静かに起き上がり、妻の寝顔をもう一度見つめた。その顔には、疲労の色が濃く浮かんでいる。そして、その唇は微かに震えているように見えた。

もし、妻が本当に僕を裏切っているのだとしたら。もし、妻がもう僕のものではないのだとしたら。その事実に耐えられるだろうか。僕は、その恐れに、全身を凍りつかせるような感覚を覚えた。

ふと、妻が何かを呟いた気がした。寝言か、それとも夢の中での独り言か。

「…ごめんね…」

その声は、まるで僕に聞かせているかのようだった。しかし、誰に対しての「ごめんね」なのか。僕なのか、それとも金魚なのか。あるいは、あの男なのか。

僕は、これ以上、妻の秘密に踏み込むことをやめた。いや、やめざるを得なかった。妻の心が、僕の手にはもう届かない場所にあることを悟ったからだ。あの金魚が、やがて元気を取り戻すように、妻もまた、いつか僕の元に戻ってきてくれると信じたい。しかし、そのためには、僕自身が変わらなければならないのかもしれない。妻の心に寄り添い、妻の知らない悩みや苦しみを、理解しようと努めなければならないのかもしれない。

夜明け前の静寂の中、僕はただ、眠る妻のそばに座り続けた。妻の、そして僕たちの未来がどうなるのか、今はまだ、何も分からない。しかし、この深い闇の中で、僕は確かに、何か大切なものを失いつつあることを感じていた。それは、妻への愛情なのか、それとも、僕自身の心の平穏なのか。それすらも、今はもう、曖昧になっていた。