【無料エロ動画】なりきりナンパの職業どうでしょう ナース編【アダルトAV】

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## 園田、深淵へ潜る

「園田、あんた、またかい？」

夜勤の合間、休憩室で缶コーヒーを啜る先輩看護師、美咲の声が飛んできた。視線を感じて顔を上げると、園田は苦笑いで視線を逸らした。彼の視線の先には、先ほどまで彼がいたであろうナースコールが静かに光っている。

「いや、あの、ちょっと…」

「ちょっと、じゃないでしょ。どうせまた、あの手口か」

美咲は呆れたようにため息をついた。園田の「手口」とは、端的に言えば、患者の奥さんを対象にした「大人の診察ごっこ」だ。園田は、患者の夫が不在であることを確認し、必要もないのに「奥様、念のため、もう一度診察させてください」と、まるで医者のように振る舞う。そして、人目につかない物置や、ときには病室のカーテンの陰で、奥さんの身体を「診察」と称して触り、欲望を満たしていた。

「でも、園田さん、いつも上手いんですよね」

もう一人の看護師、麻衣が小声で付け加える。彼女もまた、園田の「能力」には一目置いているようだった。

「上手いとかそういう問題じゃないでしょ。倫理的にどうなのよ、倫理的に」

美咲の正論に、園田はうつむく。彼は、患者の奥さんたちが抱える孤独や不満に付け込んでいる自覚はあった。夫が仕事で忙しかったり、単身赴任だったり。そんな状況で、日常に退屈し、誰かに求められたいという欲求を抱える奥さんたちは、園田の甘い言葉と、どこか危うい魅力に惹かれていった。

「でも、みんな、最初は笑ってるんですよ。僕の変な話に。で、だんだん、なんか、こう…」

園田は言葉を濁した。触れていくうちに、奥さんたちの表情が変わるのだ。戸惑いから、期待へ、そして、恍惚へと。園田はその変化を肌で感じ、さらに奥へと踏み込んでいく。まるで、深淵に潜っていくかのように。

「で、急に『メス！』とか言うんでしょ？」

麻衣が面白そうに園田の口癖を真似した。園田が、患者の「異常」を発見したかのように、突然真顔になり、そして、その「異常」を「オペ」と称して、さらに奥へと進んでいく。それは、彼なりの、そして奥さんたちをも含めた、一種のプレイだった。

「笑われようと、警備員に追いかけられようと、マンコのためなら何も怖くないって、この間、酔っ払って言ってたじゃない」

美咲の言葉に、園田は顔を赤らめた。確かに、何度か失敗しかけたこともある。奥さんの夫に聞かれそうになったり、怪しい行動を不審に思われた警備員に注意されたり。だが、その度に、園田は持ち前の口のうまさと、どこか憎めないキャラクターで切り抜けてきた。そして、その奥さんたちが、園田に心を開き、秘密を共有する存在になっていくことも少なくなかった。

「でも、最近、ちょっとやりすぎじゃね？」

美咲が真剣な表情で園田を見つめた。

「いや、別に、みんな、嫌がってるわけじゃ…」

「そうじゃなくて。なんか、園田さん自身も、どんどん奥さんたちの世界にのめり込んでいってる気がするんだよね。なんか、境界線が曖昧になってるっていうか」

美咲の言葉は、園田の心の奥底に響いた。彼は、自分自身も、患者の奥さんたちが抱える孤独や不満に共感し、あるいは、それを利用することで、自分自身の心の穴を埋めようとしていたのかもしれない。

その夜、園田はまた、ある患者の部屋へと向かった。夫は出張で不在。奥さんの山田さんは、一人で寂しそうにベッドに座っていた。

「山田さん、失礼します。夜勤の園田です。ちょっと、お声がけしたくて」

「あら、園田さん。わざわざどうも」

山田さんは、少し戸惑ったような、しかし、どこか期待するような表情で園田を見た。

「あの…昨日の診察で、少し気になるところがありまして」

園田は、いつものように「診察」を始める。山田さんは、最初は少し緊張していたが、園田の優しい言葉遣いと、巧みな指先に、次第にリラックスしていく。

「…園田さん、私、最近、なんだか…」

山田さんが、ぽつりと呟いた。その言葉に、園田は「時」が来たことを感じた。

「山田さん、ちょっと、身体を診させてください。これも、お医者さんのお仕事ですから」

園田は、山田さんの身体に触れる。その感触は、いつものように、園田の欲望を刺激した。しかし、その時、園田の心に、美咲の言葉がよぎった。「境界線が曖昧になってる」。

園田は、山田さんの「異常」を探すかのように、さらに深く触れていく。そして、ついに、彼は「異常」を発見した。それは、肉体的なものではなく、山田さんの奥底に秘められた、深い孤独と、誰かに求められたいという切実な願いだった。

「メス！」

園田は、思わず叫んだ。その声は、まるで、自分自身に言い聞かせているかのようだった。

「園田さん…？」

山田さんが、不安そうに園田を見つめる。

「山田さん、あなたの『異常』は、きっと、誰かに愛されたいっていう、心の叫びなんだと思います」

園田は、山田さんの手を握った。それは、医師としての、あるいは、一人の人間としての、本気の、そして、切実な「オペ」だった。

「これからは、もっと、ご主人と、ちゃんと向き合ってください。そして、もし、寂しくなったら、いつでも、私に、話してください」

園田は、山田さんの顔を優しく撫でた。それは、かつてないほどの、温かい、そして、少し切ない、彼なりの「治療」だった。

病室を出て、廊下を歩く園田の頭の中は、様々な感情でごちゃ混ぜになっていた。笑われようと、警備員に追いかけられようと、彼は「マンコのためなら何も怖くない」という、あの酔っ払いの言葉を思い出していた。しかし、その言葉の裏に隠された、自分自身の孤独と、それを埋めようとする、歪んだ情熱を、彼は初めて、はっきりと認識した。

「振り返れば、園田がいる」

美咲の言葉が、頭の中で反響する。彼は、一体、どこへ向かっているのだろうか。その「深淵」の先には、何があるのだろうか。園田は、夜の病院の静寂の中、ただ、茫然と立ち尽くしていた。彼の「大人の診察ごっこ」は、まだ、終わらない。そして、それは、彼自身をも、深淵へと誘い続けるのだろう。