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## 禁断の誘惑 ～ホテルの一室で～

新緑がまぶしい初夏のある日、私は、いつものように週末のスーパーマーケットにいた。主婦歴も10年。子育てが一段落し、少しだけ自分の時間が持てるようになった頃だった。近所の奥様方と世間話に花を咲かせるのが、私のささやかな楽しみ。今日は、新作の洗剤について熱く語り合っていた。

「あら、〇〇さん、こんにちは。また新しい洗剤を買われたんですか？」
「ええ、〇〇さん。これがまた、汚れ落ちがすごいんですよ！」

そんな他愛ない会話をしていると、ふと、見慣れない男性がこちらに近づいてきた。すらりとした長身に、爽やかな笑顔。どこか洗練された雰囲気で、普段のスーパーにはあまり見かけないタイプだった。

「あの、すみません。少しだけお話を聞かせていただけませんか？」

男性は、私に優しく話しかけてきた。私は戸惑いながらも、そのまっすぐな瞳に吸い寄せられるように、頷いてしまった。

「私は、旅行でこの辺りに来たんです。この街の雰囲気がとても素敵で、ついつい散策してしまって。もしよろしければ、この辺りのおすすめのお店や、穴場があれば教えていただきたいのですが。」

男性は、流暢な日本語でそう言った。彼の名前は、健一さん。旅行でこの街を訪れたばかりだという。自然と会話は弾み、あっという間に時間が過ぎていった。健一さんは、私の話に熱心に耳を傾け、時折、的確な質問をしてくれた。その知的な雰囲気に、私は次第に惹かれていった。

「実は、この後、少し空いている時間があるのですが、もしご迷惑でなければ、お茶でもいかがですか？」

健一さんの誘いに、私の心臓はドキドキと高鳴った。夫は単身赴任で、普段は一人で過ごすことが多い。久しぶりに、男性と二人きりで会うことへの期待と、ほんの少しの罪悪感が入り混じっていた。

「え…でも、私、もうすぐ買い物も済ませて帰らないと…」
「大丈夫ですよ。ほんの少しだけ。もし、ご都合が悪ければ、無理にとは言いません。」

健一さんは、私の顔色を窺うように、穏やかに微笑んだ。その笑顔に、私は抗うことができなかった。

「…わかりました。では、少しだけ。」

こうして、私は健一さんと一緒に、街を散策することになった。彼が選んだのは、少し落ち着いた雰囲気のカフェだった。窓際の席に座り、淹れたてのコーヒーを飲みながら、私たちはさらに会話を深めていった。健一さんは、仕事で様々な土地を訪れているらしく、その話はどれも興味深かった。

「〇〇さんのご主人様は、お仕事で海外にいらっしゃるんですよね？寂しくありませんか？」
「ええ、まあ、慣れましたけど…」
「それは、寂しいですよ。奥様が一人でいるのは、きっと、ご主人様も心配されているはずです。」

健一さんの言葉に、私は思わず頷いた。夫とは、電話やメールで連絡を取り合っているが、やはり、寂しさがないわけではない。健一さんは、そんな私の心の隙間に入り込んでくるような、巧みな言葉を投げかけてきた。

「もし、もしもですよ。もし、少しでも寂しさを感じることがあれば、私でよければ、いつでもお話を聞きますよ。」

その言葉は、私の胸にじんわりと染み渡った。そして、その日の午後、私たちは、ホテルのラウンジで、さらに濃密な時間を過ごすことになった。

「ちょっと、お酒でも飲みながら、ゆっくりお話しませんか？」

健一さんの誘いに、私はもう断る理由を見つけられなかった。ホテルの部屋に招かれ、緊張と期待が入り混じる中、私たちはワイングラスを傾けた。

「〇〇さん、本当に、綺麗ですね。」

健一さんは、私の目をまっすぐに見つめてそう言った。その言葉に、私は顔を赤らめた。普段、夫以外に褒められることなど、ほとんどない。

「あの、私、もうすぐ帰らないと…」
「大丈夫です。あと、ほんの少しだけ。二人だけで、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。」

健一さんの手が、私の手にそっと触れた。その温かさに、私は、まるで魔法にかかったかのように、身動きできなくなった。そして、そのまま、私たちは、互いの唇を重ねていた。

そこからの記憶は、まるで夢のように曖昧だった。健一さんの情熱的なキスに、私の理性はどんどん溶けていった。彼の指が私の体を優しく撫で、その感触に、私は今まで知らなかった、体の奥底からの熱を感じていた。

「大丈夫ですか？」

健一さんは、私の顔を覗き込み、心配そうに尋ねた。私は、ただ、熱に浮かされたように、頷くことしかできなかった。

「もっと、見せてください。」

健一さんの言葉に、私は、躊躇いながらも、自分の体を彼に委ねた。そして、そこで見たのは、自分でも驚くほどの、熱狂的な反応だった。普段の生活では決して見せることのない、私自身の、秘められた欲望が、健一さんの手によって、解き放たれていくのを感じた。

「…すごい…」

健一さんは、私を抱きしめながら、そう呟いた。私の荒い息遣いと、彼の低いうめき声が、部屋に響き渡る。まるで、二人だけしか存在しないかのような、濃密な時間だった。

「〇〇さん、あなたは、本当に、エロい神様ですね。」

健一さんの言葉に、私は、恥ずかしさと、ほんの少しの誇らしさを感じた。これまで、自分の中に、こんなにも激しい感情が秘められていたなんて、自分自身でも気づかなかった。

その夜、私たちは、想像以上に激しい、愛の営みを繰り広げた。健一さんの巧みなリードに、私の体は、まるで意思を持っているかのように、彼に求め続けた。そして、その夜、私は、初めて、禁断の果実を味わうことになった。

翌朝、私は、健一さんに別れを告げ、足早に家路についた。心の中には、罪悪感と、それ以上に、未知の世界に触れた興奮が渦巻いていた。夫に、このことを話すことはないだろう。しかし、あの夜の出来事は、私の心に、深く刻み込まれた。

その後も、何度か健一さんと連絡を取った。その度に、私は、自分の中に潜む、もう一人の自分と向き合うことになった。それは、決して、夫を裏切るということではない。ただ、自分自身の、隠された欲望に、正直になっても良いのではないか、という考えだった。

そして、ある日、健一さんから、ある提案があった。

「〇〇さん、もしよろしければ、あなたのような、少し大胆な女性たちと、もっと、色々な経験をしてみたいんです。あなたの周りに、私のような男性に、興味を持つような方はいませんか？」

その言葉に、私は、一瞬、心臓が跳ね上がった。それは、私だけでなく、同じように、日常に少しの刺激を求めている、近所の奥様たちへの、禁断の誘惑だった。

「…わかりました。考えてみます。」

私は、そう答えるのが精一杯だった。この先、何が起こるのか、自分にも、想像がつかなかった。ただ、あの夜の、抑えきれないほどの情熱だけは、鮮明に記憶に残っていた。そして、それは、私という人間が、まだ知らない、多くの可能性を秘めていることを、示唆しているようにも思えた。

「ナンパされたエッチな素人女性たち厳選鉄板人妻セレクション4時間」という言葉は、私にとっては、まだ遠い未来の話のように聞こえた。しかし、この、予期せぬ出会いが、私の日常に、予想もしていなかった光を投げかけたことは、紛れもない事実だった。