【無料エロ動画】女子○生トイレSEX○撮6 完全隠し撮り【アダルトAV】

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## 刹那の快楽、失われた未来

ネオンサインが滲む夜、街は喧騒に包まれていた。その中心で、古びた公衆トイレの個室から、乱暴な息遣いと喘ぎ声が漏れ聞こえてくる。17歳のユキは、硬い便器に背を預け、スマートフォンの画面に顔を歪めていた。画面には、最速で快感を得るためのテクニックを解説する動画が、早送りで流れている。

「あと30秒…」

ユキは自分に言い聞かせるように呟き、指先を滑らせる。彼女にとって、すべての行為は「効率」という名の呪文に縛られていた。授業も、友人との会話も、もちろん、この刹那の快楽さえも。

「あー…もう、ダメだ。早すぎる」

動画は終わる前に途切れた。ユキは画面に映る「YouTuber」を呪うように睨みつけ、ため息をついた。10分、いや、5分でも長い。彼女の集中力は、TikTokのショートムービーのように、次々と切り替わる情報に最適化されていた。

「次、次…」

ユキはTikTokを開き、無数のショートムービーに目を走らせる。顔も知らない、声も聞かない、ただの動く映像。そのどれもが、一瞬の刺激を与え、すぐに次の刺激へと移っていく。彼女の脳は、常に新しい情報、新しい刺激を求めていた。待つこと、忍耐すること、それは彼女の辞書には存在しない言葉だった。

「ユキ、まだやってんの？早くしろよ」

個室の外から、男の声がした。ユキは顔を上げ、唇を噛んだ。同級生のタカシだ。彼もまた、ユキと同じように、効率とスピードを追い求める「J○」の一人だった。

「だって、動画、長すぎなんだもん」

ユキはぶっきらぼうに答えた。タカシは舌打ちし、壁を叩いた。

「もう、いいから。終わったらすぐ出ろよ。俺も、この後、用あんだから」

「用？どんな？」

ユキは興味なさそうに尋ねた。タカシはニヤリと笑い、下品な言葉を吐いた。ユキは特に驚きもせず、ただ、その言葉を耳にした。

「は、早いね」

「当たり前だろ？時間ねぇんだから。お前も、もっと早くしろよ。マジで」

ユキはタカシの言葉に、かすかな焦りを感じた。彼らは、自分たちの「性欲処理」さえも、最速で済ませることに執着していた。かつて、恋人との深い愛の営みの中にあったはずの、長い時間をかけた官能や、相手への思いやり。そんなものは、彼らの間には存在しなかった。

「ねぇ、タカシ」

ユキは、唐突に尋ねた。

「私たち、将来どうなるのかな」

タカシは、スマートフォンの画面から目を離さずに答えた。

「知らね。とりあえず、今が楽しければいいだろ？」

「でも…」

ユキは言葉を失った。楽しければいい。その言葉は、虚無感を増幅させるだけだった。彼女の周りには、将来への希望も、具体的な目標も、何もなかった。ただ、刹那の快楽と、流れていく時間だけがあった。

ユキは、トイレの個室から出て、タカシと合流した。彼らは、駅前のコンビニで、コーヒーと、どこかの誰かが作った「速攻でわかる〇〇」というタイトルの本を買った。ユキは、その本をパラパラとめくる。だが、文字はすぐにぼやけてしまい、頭に入ってこない。

「なんか、飽きちゃった」

ユキは、コンビニの窓から外を眺めた。夜の街は、相変わらず賑やかだった。しかし、その賑わしさの中に、ユキは深い孤独を感じていた。

「ユキ、俺、もう行かなきゃ」

タカシが、スマートフォンを操作しながら言った。

「また、どっかで会おうぜ」

「うん」

ユキは、力なく頷いた。タカシは、あっという間に人混みに消えていった。ユキは、一人、コンビニの前に立ち尽くす。

「私、何やってんだろう」

彼女は、自分自身に問いかけた。そして、その問いに対する答えは、どこにも見つからなかった。

ユキは、スマートフォンを取り出した。画面には、無数のSNSの通知が並んでいる。友達からのメッセージ、興味を引く広告、そして、また新しいTikTokの動画。彼女は、そのすべてを、無意識に、次々と開いていく。

「あ、これ、面白そう」

ユキは、ある動画に目を留めた。それは、ある都市の景観を捉えた、早回しの映像だった。ビルが建ち、人々が行き交い、季節が移り変わっていく。その映像は、まるで、彼女自身の人生のようだった。

「…未来なんて、どうでもいいや」

ユキは、そう呟くと、スマートフォンをポケットにしまい込んだ。そして、夜の街を、ただ漫然と歩き始めた。彼女の足取りは、まるで、どこかに向かっているようで、しかし、どこにも向かっていなかった。

彼女の心の中は、空っぽだった。効率性、生産性、合理性。それらは、彼女を加速させ、しかし、どこにも連れて行ってくれなかった。刹那の快楽だけが、彼女を一時的に満たし、そして、また虚無へと突き落としていく。

「このまま、私は、どうなるんだろう」

ユキは、空を見上げた。星は見えない。ネオンサインの明かりだけが、彼女の孤独な顔を照らしていた。未来は、彼女の目の前には、ぼんやりとした、掴みどころのない、遠い靄のようにしか見えなかった。そして、その靄の中に、彼女自身の姿は、すでに溶け込んでしまっているかのようだった。