【無料エロ動画】ひとみ（56歳）貧乳母【アダルトAV】

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## 硝子の檻

56歳になったひとみは、日々の虚無感を紛らわせるように、男たちと酒を酌み交わし、夜を明かす日々を送っていた。息子、健一との二人暮らし。健一はもう23歳になるというのに、母親の奔放な生活ぶりには、乾いた諦めと、かすかな苛立ちを募らせるばかりだった。

「また遅いじゃないか」

玄関のドアが開くたび、健一はリビングのソファで、冷めきった夕食を前に、ため息をついた。ひとみは、気だるげに髪をかき上げ、甘い香水を纏ったまま、健一の視線をかわすように、部屋へ滑り込んだ。

「だって、せっかく誘ってくれたんだから」

その声には、年相応の落ち着きは微塵もなかった。むしろ、少女のような無邪気さが、独特の妖しさを醸し出していた。健一は、その姿に、幼い頃から抱き続けていた、複雑な感情を思い出さずにはいられなかった。母親の、危ういほどの美しさ。それは、健一の成長と共に、次第に、禁断の領域へと足を踏み入れていくような、倒錯した魅力を帯びていった。

「冷蔵庫、開けっ放しだよ」

ひとみがキッチンに立ったまま、ぼんやりと呟く。健一は、ため息をつきながら立ち上がり、冷蔵庫のドアを閉めた。中には、腐りかけの野菜や、賞味期限切れの牛乳が並んでいた。ひとみのずさんな生活ぶりは、健一の堪忍袋の緒を、何度となく切れそうにさせていた。

「母さん、いい加減にしてくれよ。俺だって、まともなものを食いたいんだ」

健一の声には、抑えきれない怒りが滲んでいた。ひとみは、その怒りの声に、一瞬、怯んだように見えたが、すぐにいつもの調子を取り戻した。

「あら、ごめんね。でも、健一だって、自分で作ればいいじゃない」

その言葉に、健一は、胸の奥底から込み上げてくる、熱いものを感じた。それは、怒りだけではなかった。母親への、幼い頃から抱いていた、言葉にならない憧れ。そして、それが、年を重ねるにつれて、歪んだ形で、自分の中で増殖していく、抗いがたい衝動。

その夜、健一は、いつもより一層、部屋の片付けに没頭した。散らかったリビング、洗濯物の山、そして、冷蔵庫の悪臭。それら全てが、ひとみの無頓着さの証であり、健一にとって、耐え難い現実だった。彼は、食器を洗いながら、ひとみの姿を思い浮かべていた。香水の匂い、艶やかな髪、そして、時折見せる、気だるげな微笑み。

「俺は、どうしてこんな母親に、こんな風に思ってしまうんだろう」

健一は、自分の心に問いかけた。それは、決して、愛情や、尊敬とは呼べない、もっと原始的で、危険な感情だった。母親の、空虚な日常を埋め尽くす、男たち。その光景が、健一の脳裏に焼き付いていた。

ある日、健一は、決意を固めた。このままでは、自分がおかしくなってしまう。母親を変えることはできないかもしれない。しかし、自分自身は、この歪んだ感情から、脱却しなければならない。

「母さん、俺、来月から、一人暮らしするから」

食卓に、唐突に告げた。ひとみは、フォークを握ったまま、目を丸くした。

「え？どうして？どこか、具合でも悪いの？」

その、純粋とも取れる無邪気な問いに、健一は、胸が締め付けられるのを感じた。

「…自分のために、決めたんだ」

ひとみは、しばらく何も言わなかった。そして、ふいに、椅子から立ち上がり、健一の傍に歩み寄った。

「そう…まあ、健一も、もう大人だもんね」

ひとみは、健一の頬に、そっと手を伸ばした。その指先が、健一の肌に触れた瞬間、健一の身体を、熱い電流が走った。母親の、温かく、そして、どこか寂しげな指先。

「でも、寂しくなるわね」

ひとみの声は、どこか甘く、切なかった。その声に、健一は、これまで抑え込んできた、全てが溢れ出しそうになるのを、必死にこらえた。

「…俺も、寂しくなるよ」

健一は、そう答えるのが精一杯だった。窓の外は、もう、夜の帳が降りていた。部屋の明かりは、ひとみの顔に、一層の陰影を落とし、その妖しさを際立たせていた。健一は、母親の、硝子細工のような美しさと、その内側に潜む、計り知れない孤独を感じていた。そして、自分自身もまた、その硝子の檻の中に囚われているような、奇妙な感覚に襲われていた。

このまま、二人で、いつまでも、この歪んだ関係を続けていくのだろうか。それとも、いつか、この檻を壊し、それぞれの道を歩んでいくのだろうか。健一は、静かに、母親の顔を見つめた。その瞳には、幼い頃の面影と、抗いがたい色香が、混ざり合っていた。そして、健一の心の中では、抑えきれない衝動が、静かに、しかし確かに、脈打っていた。それは、怒りでもなく、憎しみでもない、もっと根源的な、生命の叫びのようなものだった。