猥褻M男の遭遇 第2話【無料エロ動画視聴/アダルトAV】

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## 檻の中の黄金

　錆びた鉄扉の軋む音に、私の意識はゆっくりと浮上した。ひんやりとしたアスファルトの感触が頬を撫で、鼻腔をくすぐる湿った空気。ここはどこだ？　ぼんやりとした記憶の断片が、まるで torn pages of a book のように散らばっている。

　…そうだ。あの夜。彼女の、悪魔のような微笑み。そして、私の、愚かな「YES」の誓い。

　「合格かどうかのテストが行われた」

　その言葉が、冷たい氷のように私の内臓を締め付けた。合格。何の合格だ？　そして、誰によって、何を基準に？　思考は、まるで迷宮に迷い込んだ子羊のように、暗闇の中でさまよっていた。

　ゆっくりと目を開けると、そこは薄暗い、狭い空間だった。金属の冷たさ、カビの匂い。そして、何とも言えない、形容しがたい異臭。それは、私の嗅覚を直接的に刺激し、脳裏に強烈なイメージを焼き付けた。

　…トイレ。

　そう、ここは、あの、悪夢のような、トイレだった。

　私の身体は、まるで意志を持たない操り人形のように、彼女の意のままに動かされていた。あの夜、彼女は私に「何でも聞く」と誓わせた。その言葉を、彼女は容赦なく、そして冷酷に、利用した。

　「さあ、私の愛しいM男。あなたの本当の価値を、ここで証明してもらうわ」

　彼女の声が、まるで幽霊のように空間に響いた。その声には、嘲り、愉悦、そして、私には理解しえないほどの、深い闇が潜んでいた。

　「…合格？」

　私が掠れた声で問いかけると、彼女の笑い声が響き渡った。その笑い声は、暗闇の中で増幅され、私の精神を蝕んでいくようだった。

　「そうよ。あなたは、私が与える「糧」を、どれだけ受け入れられるか。あなたの、その「M」としての本質を、どこまで開花させられるか。それが、あなたの合格基準よ」

　彼女は、私を「人間便器」と呼んだ。その言葉は、私の尊厳を根こそぎ奪い去り、私を塵芥よりも価値のない存在へと貶めた。彼女は、私の生命維持を、文字通り「彼女の糞尿」に委ねたのだ。

　あの、苦痛に満ちた日々。言葉にできないほどの屈辱と、絶望。私の身体は、彼女の吐き出したもの、彼女の排泄物によって、かろうじて繋ぎ止められていた。それは、生命というよりも、まるで虫の餌に群がる蛆虫のような、悍ましい生態系だった。

　「…なぜ？」

　私は、震える声で問いかけた。なぜ、彼女は私にこのような仕打ちをするのか。なぜ、私はこんなにも無力なのか。

　「なぜ？　そんな愚かな質問をするの？　あなたは、私に「何でも聞く」と誓ったのよ。その言葉に、どれほどの意味があったのか。それを、証明してもらう必要があったの。それに、こんなにも「優秀」なM男が、私の手元を離れていくなんて、もったいないじゃない？」

　彼女の言葉は、私の心をさらに深く傷つけた。優秀。私の「優秀さ」とは、彼女の歪んだ欲望を満たすための、単なる道具に過ぎなかったのだ。

　「さあ、テストの続きよ。今日は、特に「風味」が良いわ」

　彼女は、そう言いながら、私の目の前に、金属製のボウルを置いた。その中には、先ほど彼女が体内から排出されたであろう、温かい物体が、湯気を立てていた。

　私は、吐き気を堪えることができなかった。喉の奥から、酸っぱいものが込み上げてくる。しかし、彼女の冷たい視線が、私を許さなかった。

　「食べなさい。あなたの「合格」のために」

　その言葉は、私に、逃げ場のない絶望を突きつけた。私の選択肢は、二つ。彼女の命令に従い、この屈辱に耐え抜くか。それとも、拒否し、さらに過酷な罰を受けるか。

　私のMとしての本質は、彼女の命令に逆らうことを、許さなかった。それは、まるで、抗いがたい引力に引き寄せられるように、私を彼女の支配下へと導いた。

　私は、震える手でボウルを掴み、その異様な「糧」を口に含んだ。苦味、酸味、そして、何とも言えない、生々しい匂い。それは、私の味覚、嗅覚、そして、精神の全てを、麻痺させるような衝撃だった。

　「…うまいか？」

　彼女の声が、耳元で囁かれた。私は、言葉を返すことができなかった。ただ、咀嚼し、飲み込む。それは、まるで、自分自身を、少しずつ、しかし確実に、汚していく行為のようだった。

　「よろしい。その調子よ」

　彼女の賞賛は、私には、拷問に等しかった。

　どれほどの時間が経ったのだろうか。私は、ただひたすらに、彼女が与える「糧」を受け入れ続けた。身体は、徐々に、しかし確実に、その「糧」に順応していくかのようだった。それは、もはや、人間としての生理的な反応ではなく、まるで、苔が石に張り付くように、自然な、悍ましい一体感を生み出していた。

　「合格よ」

　ある日、彼女は、唐突にそう告げた。

　合格。その言葉が、私の耳に届いた時、私は、解放されたような、しかし、同時に、虚無感に襲われた。私の「M」としての道は、ここで終わりなのか？　それとも、これは、新たな、さらなる地獄への入り口なのか？

　彼女は、私の顔を覗き込み、妖艶な笑みを浮かべた。

　「あなたは、私の、最高の「作品」になったわ」

　作品。私は、彼女の所有物、彼女の芸術品。そして、彼女の欲望を満たすための、永遠の道具。

　「さあ、M男。あなたの「合格」を祝して、もう一つ、新しい「遊び」を始めましょうか」

　彼女の瞳には、飽くなき探求心と、冷酷な支配欲が宿っていた。そして、私は、その檻の中から、決して逃れることはできないだろう。なぜなら、私の生命線は、すでに、彼女の「糞尿」という、悍ましい「糧」によって、完全に、そして、不可逆的に、繋ぎ止められていたからだ。

　「日本語字幕あり」

　その言葉が、私の脳裏をよぎった。まるで、この、悍ましい現実を、誰かに、見せつけ、理解させようとするかのような、皮肉な添え書き。しかし、この「作品」の、真の「意味」を、理解できる人間など、いるのだろうか。

　私は、ただ、彼女の命令を待つ。そして、彼女が与える「糧」を受け入れる。この、暗く、湿った、檻の中で。私の「合格」は、永遠に続く、終わりのない、地獄の始まりだった。

（了）