狂気○問処刑 Episode06【無料エロ動画視聴/アダルトAV】

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## 禁断の深淵

関東麻薬取締局、通称「局」の苛烈な捜査網をくぐり抜ける違法薬物の流れは、まるで淀んだ水のように、社会の暗部に潜り込み、静かに、しかし確実に毒を撒き散らしていた。その渦中で、冷静沈着な分析力と大胆な行動力で数々の難事件を解決してきたのが、局の上級捜査官、はずきとつかさの姉妹だった。

はずきは、その鋭い眼光と寸分の狂いもない捜査手腕で、「局」内外から一目置かれる存在だった。妹のつかさとは対照的に、感情を表に出すことは少なく、常に冷静な判断を下す。一方、つかさは、はずきとは逆に情熱的で、一度火がつくと誰にも止められない行動力を持つ。しかし、そんな対照的な二人が、揺るぎない絆で結ばれていたのは、幼い頃からの共通の体験があったからだ。

二人の父は、かつて「局」の幹部として、麻薬組織との激しい攻防の最前線に立っていた。幼い二人は、父の仕事の厳しさを肌で感じながら育った。父が持ち帰る事件資料、緊迫した電話、そして時折見せる、疲労と怒りに満ちた表情。それらは、幼い二人の心に、薬物犯罪がいかに人々の人生を破壊し、社会を蝕むかを深く刻み込んだ。父は、薬物犯罪撲滅に生涯を捧げ、その信念は、はずきとつかさに受け継がれた。二人は、父が果たせなかった、薬物なき社会の実現を、自らの使命としていた。

そんな中、局は、近年急速に勢力を拡大させている森山組系の違法薬物流通ルートの尻尾を掴んだ。森山組は、狡猾で、その手口は極めて悪質だった。巧妙な隠蔽工作と、暴力による威嚇で、捜査網を掻い潜り続けていた。はずきは、この捜査の最前線に立つことを志願し、つかさともども、この巨大な闇に挑むことになった。

捜査は難航した。森山組の警戒は厳しく、情報収集は困難を極めた。はずきは、粘り強く、地道な捜査を続けた。そして、ついに、あるルートの特定に成功する。しかし、それは、網の目のように張り巡らされた罠への入口だった。

「はずき姉さん、連絡が途絶えました！」

つかさの悲鳴のような声が、局の執務室に響き渡った。はずきが単独で潜入捜査に入ってから、予定時刻を大幅に過ぎても、一切の連絡がない。つかさは、胸騒ぎを抑えきれず、いてもたってもいられなかった。はずきが、単独で潜入したのは、森山組の幹部が使用する、秘密の隠れ家だと推測される場所だった。

「つかさ、落ち着きなさい。」

局長が冷静に諭すが、つかさの耳には届かない。はずきが、一人で危険な場所へ向かった。それは、つかさにとって、想像しただけで血の気が引く光景だった。

「行きます。」

つかさは、迷わず、局長に告げた。

「単身で、はずき姉さんの救出に向かいます。」

局長は、つかさの決意の固さを理解した。しかし、単身で森山組の隠れ家へ乗り込むなど、自殺行為に等しい。

「つかさ、それはあまりにも危険だ。捜査官を動員し、体制を整えてから…」

「時間がないんです！はずき姉さんが、今、助けを求めているかもしれない。私が、行かなければ、誰が行くんですか！」

つかさの瞳には、強い決意が宿っていた。その瞳は、父から受け継いだ、薬物犯罪への憎悪と、姉への深い愛情に燃えていた。局長は、つかさの言葉に、反論できなかった。

「…わかった。だが、単独行動は許さん。最低限の装備と、通信機器は携帯しろ。そして、何よりも、冷静に行動しろ。無理は禁物だ。」

つかさは、局長に深く頷いた。

深夜、つかさは、はずきが潜入したと思われる隠れ家へ、静かに近づいた。そこは、街の喧騒から隔絶された、古びた洋館だった。窓からは、怪しげな明かりが漏れている。つかさは、武器を手に、慎重に洋館へと侵入した。

館内は、不気味な静寂に包まれていた。かすかに聞こえるのは、機械的な音楽と、誰かのうめき声だけ。つかさは、息を潜め、音を立てないように進んだ。はずきの気配を探し、慎重に部屋から部屋へと移動する。

「はずき姉さん！」

つかさは、かすかに聞こえるはずきの声に、思わず声を上げた。声のした方へ向かうと、そこには、信じられない光景が広がっていた。

はずきが、拘束されていた。手足は、強固な鎖で固定され、口には猿轡が填められている。その瞳は、恐怖と苦痛に歪んでいた。そして、はずきの周りには、森山組の組員たちが、不気味な笑みを浮かべて立っていた。

「…つかさ…逃げろ…！」

はずきは、か細い声で、つかさに警告した。しかし、その警告も、すでに遅かった。

「見つけたぞ、もう一匹の…」

組員たちの視線がつかさに集まった。つかさは、咄嗟に武器を構え、応戦しようとした。しかし、数で圧倒的に不利だった。そして、突然、背後から強い衝撃を受け、意識が遠のいた。

次に意識が戻った時、つかさは、冷たい床の上に横たわっていた。体中が痛む。そして、自分の置かれている状況を理解した。はずきと共に、捕らえられてしまったのだ。

「…はずき姉さん…」

つかさは、か細く、はずきの名前を呼んだ。隣を見ると、はずきもまた、意識を取り戻したところだった。二人の目が見つめ合う。そこには、恐怖と、そして、互いを案じる強い思いがあった。

「つかさ…大丈夫か…？」

はずきは、かすれた声で、つかさに問いかけた。

「姉さんこそ…」

二人が言葉を交わしていると、森山組の組員たちが現れた。彼らの手には、注射器が握られている。

「さて、どうしてくれようか…」

組員の一人が、不気味な笑みを浮かべて言った。

「お前たちのような、正義気取りは、ここで一番面白いおもちゃになってもらわねば、な。」

つかさは、嫌な予感がした。そして、その予感は、的中した。組員たちは、はずきの腕に、注射器を突き刺した。はずきは、苦痛に顔を歪め、呻き声を上げた。

「姉さん！」

つかさは、はずきを助けようと身を乗り出した。しかし、組員たちは、つかさの腕も掴み、同様に注射器を突き刺した。

「ぐっ…！」

強烈な痛みが、つかさの全身を駆け巡った。そして、それと同時に、体の奥底から、今まで経験したことのないような、奇妙な感覚が湧き上がってきた。

「これは…一体…」

つかさは、体の変化に戸惑った。体が熱くなり、息が荒くなる。そして、今まで抑え込んでいた、ある感情が、むくむくと湧き上がってくるのを感じた。

「こ、これ…媚薬…？」

はずきもまた、同じように苦しんでいた。しかし、はずきの苦しみは、つかさとは少し違っていた。はずきの顔は、徐々に、苦痛から、恍惚へと変わっていく。

「…あ…っ…」

はずきから、吐息のような声が漏れた。その声には、苦痛だけでなく、抗いがたい快感が混じっていた。つかさは、はずきの様子に、さらに混乱した。

「姉さん、どうしたの…？」

「…つかさ…私…なんだか…」

はずきは、言葉にならない声を漏らしながら、体をくねらせた。その様子は、つかさが見てきた、冷静沈着なはずきとは、まるで別人のようだった。

「こいつら…俺たちに、媚薬を打っちまったのか…！」

組員の一人が、嘲笑うように言った。

「ああ。この薬は、隠された本性を、あぶり出す。特に、お前たちのような、極端に理性を抑え込んでいる人間には、効くんだ。」

つかさは、その言葉の意味を理解した。隠された本性…。それは、彼女自身の中にも、眠っていたのかもしれない。

「くそっ…！」

つかさは、抵抗しようとした。鍛え上げられた肉体と精神で、この薬の力に抗おうとする。しかし、薬の力は、想像以上に強烈だった。体の内側から、抗いがたい衝動が、彼女を支配しようとする。

はずきは、さらに状態が悪化していた。彼女の目は、興奮と欲望にギラつき、全身から、普段は決して見せない、妖艶なオーラを放っていた。

「…つかさ…私…あなたに…」

はずきは、つかさにゆっくりと近づいた。その目は、狂気と、そして、ある種の情熱を帯びていた。つかさは、はずきの変化に、言葉を失った。

「姉さん、やめて…！」

つかさは、必死に抵抗する。しかし、薬の力は、彼女の理性を、徐々に蝕んでいく。はずきの吐息が、彼女の肌にかかる。その熱に、つかさの体も、反応し始めていた。

「…ダメ…私…」

つかさは、必死に自分を制しようとする。しかし、身体は、彼女の意思に反して、はずきの吐息に、甘く反応してしまう。

「…私…あなたに…抗えない…」

はずきの声は、吐息混じりに、つかさの耳元で囁かれた。その声は、普段のかっこたるはずきの声とは、まるで別人のようだった。

「…姉さん…」

つかさは、かすれた声で、はずきの名前を呼んだ。しかし、その言葉は、薬の力によって、まったく別の意味合いを帯びていた。

「…私も…あなたに…」

つかさは、自分でも信じられない言葉を、口にしてしまっていた。鍛えられた精神と肉体は、この禁断の深淵の前では、あまりにも脆かった。

「…愛している…」

はずきの言葉は、薬の力によって、歪められた、愛の告白だった。しかし、その言葉は、つかさの奥底に眠っていた、ある感情を呼び覚ます。

「…私も…姉さんを…」

つかさは、はずきの言葉に、呼応するように、自分の中に眠っていた、ある感情を、否定しきれなくなっていた。

二人の捜査官の運命は、この夜、薬物の毒によって、大きく狂わされた。冷静沈着なはずきは、隠されていたMの本性を、そして、情熱的なつかさもまた、自分の中に眠っていた、ある感情を、この夜、初めて知ることになる。

森山組の組員たちは、二人の変わり果てた姿を、不気味な笑みを浮かべて見つめていた。彼らは、ただ薬物を流通させるだけでなく、人間を弄ぶことを、何よりも楽しんでいたのだ。

「ふふ…面白い。まさに、求めていたものだ。」

組員の一人が、満足そうに呟いた。

はずきとつかさ。彼女たちの、正義感に燃える捜査官としての道は、この夜、唐突に、そして、残酷に、断ち切られた。しかし、それでも、彼女たちの心の中には、まだ、かすかな抵抗の火が、燻っていた。この禁断の深淵から、抜け出すために。そして、父の遺志を、果たするために。

彼女たちの、過酷な戦いは、まだ始まったばかりだった。