中出し人妻不倫旅行 月野かすみ【無料エロ動画視聴/アダルトAV】

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■ 温泉宿、夜のとばり

かすみは、期待に胸を膨らませていた。26歳、結婚して3年。夫とは穏やかな関係だったが、どこか満たされないものがあった。そんな折、念願叶って二人きりの温泉旅行へ行くことが決まったのだ。目的地の古びた温泉宿に到着したかすみは、露天風呂付きの部屋に案内され、早速浴衣に着替えた。窓の外には、静かに雪が舞い、都会の喧騒とはかけ離れた静寂が広がっていた。

「ふぅ…」

かすみは、湯気立つ露天風呂にゆっくりと体を沈めた。温かいお湯が肌を撫で、旅の疲れがじんわりと溶けていく。しかし、体の芯には、まだ別の熱が宿っていた。それは、この旅にかけるかすみの秘めたる期待、そして、ある人物への募る想いだった。

彼、佐伯（さえき）と出会ったのは、半年前のこと。かすみが通うフラワーアレンジメント教室の講師だった。背が高く、落ち着いた声、そして何よりも、かすみを見つめるその瞳に、かすみは抗えなかった。初めて会った時から、かすみは佐伯の魅力に囚われていた。顔立ちの端正さ、低く響く声、そして、かすみを見つめる時の、あの吸い込まれそうな眼差し。その全てが、かすみを「ダメ」にする力を持っていた。

「私、今日、全部解放しようって決めたんだ…」

かすみは、独りごちた。夫には言えない、隠された欲望。それは、佐伯への、禁断の恋に身を焦がすことだった。佐伯は、かすみが既婚者であることを知っていた。それでも、二人の間には、言葉にならない引力が働いていた。教室の帰り道、ふとした瞬間に触れた指先、かすみの作品を褒める時の、かすかに微笑む口元。その度に、かすみの心は千々に乱れた。

「佐伯さん…」

名前を口にするだけで、胸が熱くなる。彼は、まるで小悪魔のように、かすみの心を弄ぶ。その悪戯めいた笑顔、そして、かすみの反応を楽しみながら、ゆっくりと焦らすような態度。その全てが、かすみを狂わせる。

温泉宿に佐伯が来ることは、事前に約束されていた。夫は、仕事の都合で、明日から合流する予定だった。つまり、今夜はこの部屋で、かすみと佐伯、二人きりなのだ。かすみは、露天風呂から上がり、部屋に戻った。鏡の前で、浴衣の紐を緩める。絹の感触が、肌を滑らかに這う。

「この後、どうなるんだろう…」

想像するだけで、体が熱くなる。佐伯は、かすみに、決して強引に迫ることはなかった。だが、その静かな視線、かすみの反応を伺うかのような僅かな溜息。それが、かすみにとっては、何よりも強い誘惑だった。

「私、佐伯さんに、どう思われてるんだろう…」

かすみの頭の中は、佐伯でいっぱいだった。彼の声、彼の仕草、そして、かすみを見つめるあの瞳。その全てが、かすみを未知の世界へと誘い込んでいるようだった。

ピンポーン。

玄関のチャイムが鳴った。かすみは、心臓が跳ね上がるのを感じた。深呼吸をして、ゆっくりとドアを開ける。そこに立っていたのは、やはり佐伯だった。雪を纏った漆黒の髪、切れ長の瞳、そして、かすみを見つめるその眼差しは、いつも通り、かすみの心を掴んで離さない。

「かすみさん、待たせてしまったね」

低く、落ち着いた声。かすみは、その声を聞いただけで、体の力が抜けるような感覚に襲われた。

「いえ…そんなことは…」

かすみは、声が上ずるのを抑えようとした。

「どうぞ、お入りください」

かすみは、佐伯を招き入れた。部屋に入った佐伯は、かすみの姿をゆっくりと見つめた。雪の結晶のような、かすみの白い肌。そして、浴衣から覗く、鎖骨のライン。佐伯の視線を感じて、かすみはさらに恥じらいを深めた。

「温泉、入られたんですね」

佐伯は、かすみに微笑みかけた。その微笑みが、またかすみを狂わせる。

「はい…とても気持ちよかったです」

かすみは、浴衣の襟元をそっと押さえた。

「あの…佐伯さん、お茶でも…」

かすみは、どうにか会話を繋げようとした。しかし、佐伯の目は、かすみから離れなかった。

「かすみさん…」

佐伯は、かすみの名前を呼んだ。その声には、かすみしか聞こえない、特別な響きがあった。

「…はい」

かすみは、ただ、佐伯の言葉を待った。

「君は…本当に綺麗だ」

佐伯の言葉に、かすみは息を呑んだ。それは、かすみがずっと聞きたかった言葉。しかし、同時に、この先へ進んでしまうことへの恐れも感じていた。

「そんな…」

かすみは、謙遜するふりをしたが、内心では、佐伯の言葉に酔いしれていた。

「謙遜なんて、いらないよ」

佐伯は、かすみに一歩近づいた。かすみは、逃げ場を失った。

「君のその瞳…俺を、どうしたいんだ？」

佐伯の問いかけに、かすみは、言葉を失った。どうしたいのか？それは、かすみ自身にも分からなかった。ただ、佐伯のそばにいたい。彼の全てに溺れたい。そう思っているだけだった。

「私…佐伯さんと…」

かすみは、途切れ途切れに言葉を紡いだ。

「佐伯さんと…ずっと、一緒にいたいです…」

かすみは、そう言うと、顔を伏せた。この言葉を口にするのは、どれほど勇気がいったことか。

佐伯は、かすみの言葉を聞くと、ゆっくりとかすみに手を伸ばした。かすみは、その手を、ためらいながらも、そっと握った。佐伯の手は、温かく、そして力強かった。

「かすみさん…」

佐伯は、かすみの顔を覗き込んだ。かすみの瞳は、潤んでいた。

「俺もだよ…君のその瞳に見つめられると、抗えないんだ」

佐伯の言葉は、かすみにとって、甘い毒のようだった。

「俺は…君を、ダメにしたい」

佐伯の言葉は、かすみの心を、さらに深く、彼のものにしていく。

「…ダメに、なって、いいんですか…？」

かすみは、震える声で尋ねた。

「ああ…俺が、君を、ダメにしてやる」

佐伯は、そう言うと、かすみの顔を両手で包み込んだ。そして、ゆっくりと、かすみに唇を寄せた。

それは、まるで、初めてのキスのように、甘く、そして切なかった。かすみは、佐伯の唇に、身を委ねた。そして、その瞬間、かすみの心に秘められていた、全ての欲望が、解き放たれた。

夜のとばりが降りる温泉宿。かすみと佐伯の、小悪魔的な一夜が、静かに幕を開けた。無限の焦らしと、エクスタシーの宴が、二人の体を、そして心を、ゆっくりと染め上げていく。かすみは、このまま、佐伯に溺れてしまってもいいと、そう思っていた。