美麗熟女 葉菜さん（33歳）【無料エロ動画視聴/アダルトAV】

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■ 窓辺の吐息

真夏の日差しが容赦なくアスファルトを焼き、カーテンの隙間から漏れる光も肌にまとわりつくような暑さだった。リビングのソファに寝転がり、彩子はため息をついた。冷房は効いているはずなのに、体の内側から湧き上がる熱が引かない。夫の健一は、海外での長期出張で、もうすぐ一ヶ月になる。連絡は時々取るが、声を聞くだけでは物足りない。女盛りの体は、静かに、しかし確かに疼いていた。

「はぁ……」

もう何度目になるだろうか。彩子はそっと自分の体を撫でた。滑らかな肌、柔らかな曲線。健一との新婚生活は幸せだったが、今はその温もりが遠く、虚しさだけが募る。誰かに触れてほしい。その熱を、この疼きを、静めてほしい。しかし、頼れるのは自分だけだった。

彼女は少しだけ身を起こし、リビングの窓に近づいた。外は蝉の声がうるさく響いている。遠くの公園では、子供たちの元気な声が聞こえてきた。それらが、今の彼女の孤独を一層際立たせるかのようだった。

ふと、視線が隣の家に吸い寄せられた。そこは、健一の両親が住んでいる家だ。義母は数年前に亡くなり、今は義父の良一だけが一人暮らしをしている。普段はほとんど交流はない。良一さんも、仕事で忙しかった健一のこともあり、彩子とはあまり顔を合わせる機会もなかった。それでも、時折、庭の手入れをする姿を見かけることはあった。

その時、視界の端に何かが動いた。彩子は目を凝らした。隣の家の、リビングの窓。そこには、良一さんが立っていた。彩子と目が合う。彼は少し驚いたような顔をしたが、すぐに穏やかな笑みを浮かべ、小さく手を振った。

彩子も、ぎこちなく手を振り返した。そして、ふと、自分の姿を鏡で見た。薄いワンピースは肌に張り付き、体のラインを露わにしていた。そして、先ほどまで、一人で自分を慰めていたことを思い出し、顔に熱が集まるのを感じた。まさか、見られていたのだろうか。

その夜、彩子の部屋に、冷たい風が吹き込んだ。窓の外には、月明かりが静かに降り注いでいる。彼女は、熱っぽい体に鞭打つように、再び自分を慰め始めた。指先が滑り、熱が上る。息遣いが荒くなる。

「……っ」

その時、耳に届いたのは、微かな物音だった。隣の家の窓の方から聞こえるような気がした。まさか。彩子は動きを止め、耳を澄ませた。すると、やはり、かすかな物音が続いている。それは、まるで、誰かがこちらを覗き込んでいるかのような、そんな音だった。

恐る恐る、彼女は音のする方へ目を向けた。隣の家の窓。そこには、暗闇の中に、人の影が見えた。そして、その影が、こちらをじっと見つめているのが分かった。

心臓が早鐘を打った。誰だ？ 盗撮か？ 恐怖と、それ以上の、奇妙な好奇心が彼女の体に走った。影は動かない。ただ、こちらを見つめている。

彩子は、その影から目を離すことができなかった。そして、ふと、その影の輪郭が、誰かに似ていることに気づいた。あの、隣に住む義父、良一さんに。

まさか。そんなはずはない。しかし、その確信は、じわじわと彼女の全身を侵食していった。良一さんが、この時間、ここで、自分を覗いている？

彼女は、自分が何をしているのか、一瞬分からなくなった。一人で、こうして、自分を慰めている。それを、健一の父親に見られている。その事実に、羞恥心と、それ以上の、抑えきれない興奮が混ざり合った。

震える指先で、彩子は再び自分の体を撫でた。音を立てないように、しかし、その音さえも、誰かに聞かれているかもしれないというスリルが、彼女をさらに駆り立てた。

窓の外の影は、まだそこにいた。動かない。ただ、静かに、彼女の様子を窺っている。

彩子は、決意した。そして、ゆっくりと、その影の方へ、手を伸ばした。まるで、その影に、自分の存在を、さらに強くアピールするかのように。

その夜、隣の家の窓辺には、静かな吐息だけが、月明かりに溶けていった。

数日後、彩子は、一人で買い物をしていた。スーパーで、偶然、良一さんと顔を合わせた。

「あ、彩子さん」

良一さんは、穏やかに微笑んだ。いつもと変わらない、優しい表情だった。

「こんにちは、良一さん」

彩子は、少し緊張しながら挨拶をした。あの夜以来、彼と顔を合わせるのが、少し怖かった。あの夜、彼が本当に窓の外にいたのか、確信は持てなかった。しかし、あの気配、あの影は、確かに良一さんだったような気がしてならなかった。

「健一君は、まだ帰ってこないのかい？」

「はい。もう少し先になりそうです」

「そうか。寂しいだろう」

良一さんの言葉に、彩子は顔を上げた。彼の目は、心配そうに彩子を見つめている。その視線に、あの夜の出来事が蘇り、彩子の顔に熱が集まった。

「ええ、まあ……」

言葉を濁す彩子に、良一さんは、ふっと意味ありげな笑みを浮かべた。

「もし、寂しかったら……いつでも、顔を出してくれて構わないんだよ。私一人では、広すぎる家だからね」

その言葉に、彩子の心臓が跳ね上がった。それは、単なる親切な言葉なのか。それとも、あの夜の出来事を受けての、特別な誘いなのか。

彩子は、良一さんの目をじっと見つめた。彼の瞳の奥に、何か、揺らめくものが垣間見えたような気がした。それは、孤独か、それとも、別の何かか。

「ありがとうございます。でも、大丈夫です」

彩子は、精一杯平静を装って答えた。しかし、その声は、自分でも驚くほど震えていた。

その夜、彩子は、眠れずにいた。良一さんの言葉が、頭の中をぐるぐると回っていた。いつでも顔を出してくれて構わない。その言葉が、彼女の奥底に眠っていた、ある衝動を呼び覚ました。

健一の不在。体の疼き。そして、良一さんの、あの意味ありげな言葉。それらが、絡み合い、彩子の心を掻き乱した。

翌日、彩子は、良一さんの家を訪ねた。意を決して、というよりも、抗いがたい衝動に突き動かされるように。

「こんにちは」

玄関のチャイムを鳴らすと、すぐにドアが開いた。良一さんだった。彼は、彩子の姿を見て、少し驚いた顔をしたが、すぐにいつもの穏やかな笑顔になった。

「おお、彩子さん。どうしたんだい、急に」

「あの……ちょっと、お話ししたいことがあって……」

彩子の声は、かすかに震えていた。良一さんは、彩子の様子をじっと見つめ、そして、ゆっくりとドアを開けた。

「さあ、上がりなさい」

リビングに通された彩子は、緊張で体がこわばるのを感じた。良一さんは、彩子の向かいに座り、温かいお茶を淹れてくれた。

「で、話ってなんだい？」

良一さんの声は、静かで、しかし、どこか期待を秘めているように聞こえた。

彩子は、言葉を選びながら、あの夜のことを話した。いや、話したというよりも、暗示した。窓の外の影のこと、そして、自分が感じたこと。

良一さんは、彩子の話を静かに聞いていた。時折、彩子の顔を見つめ、そして、ふっと、唇の端を上げた。

「……そうか。寂しかったんだね」

その言葉は、彩子の胸に、優しく、しかし、深く響いた。そして、良一さんは、ゆっくりと、彩子の隣に移動してきた。

彩子の心臓が、激しく鼓動を打った。冷や汗が、背中を伝う。

良一さんは、彩子の手に、そっと手を重ねた。その手は、温かく、そして、少しだけ震えているように感じた。

「大丈夫だよ。もう、寂しい思いをしなくてもいい」

良一さんの声は、囁くようだった。そして、その指先が、彩子の頬を、優しく撫でた。

その夜、彩子の部屋に、冷たい風は吹かなかった。代わりに、温かい熱が、部屋を満たしていた。隣の家から聞こえるはずのない、しかし、確かに聞こえる、二人の吐息が、月明かりに溶けていく。

健一の留守中の、禁断の夜が、静かに、しかし、熱く、幕を開けた。それは、孤独な女の疼きと、老いた男の欲望が、偶然に、あるいは必然に、交錯した、秘密の始まりだった。二人の間には、もう、健一の影はなかった。あるのは、ただ、互いの熱だけだった。

窓辺の吐息は、夜空に吸い込まれ、誰にも知られることなく、静かに、そして、熱く、消えていった。