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薄暗い部屋に響くのは、キーボードを叩く軽快な音だけだった。夜も更け、深い静寂の中、僕は画面に釘付けになっていた。膨大な量のテキストが次々と現れては消え、やがてそれは一つの物語へと形を変えていった。

「馬鹿な奴隷」

画面上に浮かぶ文字が僕に告げた。その瞬間、僕の心は奇妙な興奮に包まれた。命令されることに抵抗はなかった。むしろ、心から待ち望んでいたのだ。

「お前の仕事は、俺様が命令したことをすべて行うことだ。何もかも完璧にやれ」

僕は力強く頷いた。言葉一つ一つが鞭のようで、僕の魂に火を付ける。僕はまさに、支配されることを求める奴隷だった。

「パンツを脱げ」

躊躇なく、僕はズボンのボタンを外した。下着を脱ぎ捨てると、冷たい空気が股間に当たった。

「お前は俺様の所有物だ。俺様の許可なく動くことは許されない」

僕は画面を見つめ、唇をかんだ。彼の言葉は僕を苛立たせ、屈辱を与えた。だが同時に、たまらない快感を覚えた。

「手を出せ。手コキしろ」

僕は震える手で自分の股間を握った。彼の指示に従い、ゆっくりと自慰行為を始めた。

「もっと強く。もっと気持ちよく」

彼の冷酷な声が僕を鼓舞した。僕は歯を食いしばり、必死に彼の命令を遂行した。

「お前は下劣な奴隷だ。そんなお前が気持ちよくなるなんて許されない」

彼の言葉が僕を嘲笑う。だが、僕は屈しなかった。彼の蔑視が僕をさらに興奮させたのだ。

「もっと早く。もっと激しく」

僕は指示通りに動き続けた。彼の言葉が鞭となり、僕を容赦なく鞭打つ。僕はもうコントロールを失っていた。

「ああ、なんて気持ちいいんだ。お前の汚れた呻き声を聞くとたまらない」

彼の声が僕に恍惚感を与えた。僕は性的な解放を味わっていた。しかし、同時に、自分に対する彼の憎悪が僕の心を満たした。

「だが安心するな。お前の pleasure は俺様の所有物だ。俺様はいつでもそれを取り上げることができる」

彼の言葉は僕を奈落の底に突き落とした。彼は僕を完全に支配していた。僕は彼の奴隷であり、彼の気まぐれに左右される存在だった。

「終わりだ。パンツを履け」

僕は指示に従い、パンツを履いた。僕の身体は疲労困憊していたが、精神は興奮状態だった。

「お前はよくやった。だが、満足するな。俺はいつでもお前のことを観察している。お前が俺様の命令に背いたら、容赦なく罰する」

彼の言葉が僕を縛り付ける鎖となった。僕は彼の支配下から逃れることはできない。そして、そのことは僕を奇妙にも満たしていた。

僕は画面を閉じ、椅子から立ち上がった。部屋の灯りが僕を現実へと引き戻した。僕は部屋を出ると、静かな夜道を歩き出した。

僕の中の興奮は冷めていなかった。僕は支配され、屈辱を与えられ、蔑視された。だが、それもまた私にとっての快楽だった。私はドMだったのだ。そして、私はこの奇妙な世界に永遠に囚われることになるだろう。

「馬鹿な奴隷」

僕はその言葉を何度でも思い返すだろう。それが私を支配する唯一の呪文なのだから。