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## 悪夢の訪問者

京都の古都情緒漂う町屋に、静かな日々が流れていた。しかし、その静寂は、一人の男の訪問によって打ち砕かれることになる。

主人公は、四十歳を過ぎた美和。穏やかな顔立ちに、着物を着こなすしとやかな佇まい。二十年前、東京で暮らす夫・健一の兄である義弟・浩司の実家を訪ねた以来の、久しぶりの再会だった。浩司は、多額の借金を抱え、金策に奔走していた健一を助けに来たという。しかし、その言葉の裏には、二十年前の兄嫁への積年の恨みが隠されていた。

浩司は、美和に冷淡な態度で接する。美和は、浩司の態度に戸惑いつつも、健一の借金を肩代わりしてくれるのならと、ある種の覚悟を決めていた。しかし、浩司の真意は、金銭的な援助ではなかった。彼は、美和に性的関係を強要してきたのだ。

「兄貴の借金を何とかする代わりに、アンタの体、俺の好きにさせてもらうよ」

浩司の吐き捨てるような言葉に、美和は絶句する。二十年前、浩司は美和に好意を抱いていた。しかし、美和は健一を愛しており、その想いは叶わなかった。その未練と、兄への複雑な感情が、浩司の歪んだ復讐心を生んでいたのだ。

抵抗する美和を、浩司は力ずくで寝室に押し込んだ。美和の悲鳴も虚しく、浩司は容赦なく美和の身体を弄ぶ。涙が頬を伝い、抵抗する力も弱まっていく。しかし、浩司は止まらない。

「あーっ、もうアカンてぇ、そんなにおそそ見んといてぇ…」

美和の悲痛な叫びが、古都の静寂を破る。浩司は、健一の帰りを待ち構えていた。健一が帰宅すると、浩司はさらに暴力をエスカレートさせる。

「おい！コイツの見ている前で、俺のチンポ舐めろ」

屈辱的な状況の中、美和は浩司の性器を口にすることを余儀なくされる。健一は、ただ茫然と、妻が浩司に辱められる様子を目の当たりにすることしかできなかった。浩司の支配は、美和の精神と肉体を深く傷つけた。


## 生保レディーの秘密

一方、都会の喧騒の中で働く、三十代の生保レディー・咲子は、保険満期を迎えた一人暮らしの顧客、六十代の男性・哲夫の家を訪れていた。咲子は、哲夫と長年親しく付き合っていた。長年の顧客であり、信頼関係も築いていた。

業務を終えようとした時、哲夫は突然、咲子への想いを告げた。

「いつもお世話になってきた、アンタの事がずっと好きだった」

突然の告白に、咲子は驚きを隠せない。哲夫は、咲子の身体に触れ、無理やりキスをする。咲子は抵抗するものの、哲夫の強引な行為に抗うことができなかった。

哲夫は、咲子のオマンコを弄ぶ。抵抗する咲子だったが、次第に快感に身を任せ、思わず小便を垂れ流してしまう。

「私こんなに濡れちゃって、凄く感じてますー」

夫と別居中の咲子は、久しぶりの性的快楽に身を委ねる。仕事だという意識は薄れ、哲夫の性器を貪りつくように求める。

「奥まできてます、あーっもっとぉー、大好きですー！」

咲子の情熱的な言葉に、哲夫は昂ぶり、さらに激しい行為に及ぶ。咲子は、哲夫の腕の中で、仕事とプライベートの境界線が曖昧になる快楽に溺れていく。

二つの物語は、異なる場所で、異なる状況下で起こるが、女性たちが置かれた状況、そして、抑圧された性の葛藤、そして、その葛藤の中で見出す快楽という共通項を持つ。美和は暴力と屈辱の中で、咲子は予期せぬ告白と性的関係の中で、それぞれの苦悩と快楽を経験する。両方の物語は、女性たちが社会の枠組み、そして自分の心の中で葛藤しながら生き抜こうとする姿を描き出している。